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短歌/干し柿

くるくると皮を剥かれて吊るされて揉まれ揉まれて干し柿となる


散歩道あのベランダもあののきも我をあせらす柿のカーテン


ヤレヤレと腰に手を当てニヤニヤと仰ぐ干し柿美味しくなあれ


10年ほど前、山でひろった大きな渋柿を干してみたら、ビギナーズラックなのかとても美味しい干し柿ができて、それ以来、干し柿づくりが毎年の恒例行事となりました。

今年はあまりの暖かさに「干してもカビがはえるだろうなあー」などと躊躇していたのですが、そのうちライバル(といっても勝手にそう思っているだけですが)の、毎年柿を干していらっしゃるお宅に今年も干してあるのを見かけるようになり、「あれ?みんなもう干してる。もしかして出遅れた?」と、ひそかに焦っておりました。

それが、今日になって急に寒くなり、いよいよ干し柿やるかあーと思っていたところ、たまたま立ち寄った道の駅で、大きな袋につまった渋柿を発見!

…というわけで、今年も干しました。3キロ、35個。
美味しくできるといいなあ。

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