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本と漫画の記録

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読書の記録を気軽なメモ程度に残していきます。
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#読書メモ

マーガレット・アトウッド『侍女の物語』

マーガレット・アトウッド『侍女の物語』 Margaret Atwood “The Handmaid’s Tale” (1985) …

温又柔『台湾生まれ 日本語育ち』

温 又柔  おん ゆうじゅう/Wen Yuju 『台湾生まれ 日本語育ち』(2015) 台湾に出自を持ちな…

サド『恋の罪』

サド『短篇集 恋の罪』 植田祐次 訳 サドを読んだのは学生時代以来。当時は若さゆえの怖いも…

シャーリー・ジャクスン『丘の屋敷』

シャーリー・ジャクスン『丘の屋敷』 Shirley Jackson “The Haunting of Hill House” (1959)…

清水潔『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』

清水潔『殺人犯はそこにいる 隠蔽された北関東連続幼女誘拐殺人事件』(2013) 力強いノンフィ…

三木三奈「アイスネルワイゼン」

単行本化されているが、『文學界』2023年10月号掲載分で読んだ。 できるだけ内容には触れない…

ヴァージニア・ウルフ『ある協会』

エトセトラブックスから刊行されている短編。 男性の方が女性より優れている。 そんなこれまでの「常識」は、ある女性の叫びでひっくり返される。 どの本も、歴史書も詩も伝記も、改めて読み上げてみると酷い出来なのだった。 どれも、著者は男性。 集まっていた女性たちは、世の中のあらゆる領域において、男性たちの業績は本当に評価できるのか調べることを決める。 「人生の目的とはよい人間とよい本を生み出すこと」(9頁)とし、協会を設立。 納得できる答えが得られるまでは一人の子どもも産まない

読書メモ:2012年

今日も過去の読書メモ(当時のツイート)から。 2012年分の投稿を抜粋し一覧にしてみました。 4…

養老孟司『遺言。』

今日も過去の別ブログに残していた記事を再掲。 ここにもあるように養老さんの考え方には大い…

読書メモ:2013

書類やデータを少しずつ整頓しながら、棚卸し中。 特に決まり事にしているわけではないが、定…

カフカ『変身/掟の前で』

今日も眠っていた読書メモから。 2020年からのコロナ禍は、全てにおいて影響を与えていて、そ…

九段理江『東京都同情塔』

九段理江『東京都同情塔』(2024)を一気読み。 そのままの勢いで、思いつくままパッと感想を。…

レティシア・コロンバニ『彼女たちの部屋』

過去にツイートしていた読書メモから、整頓ついでにこのnoteにも再掲しておきます。 話がやや…

カズオ・イシグロ『日の名残り』

読書メモの蔵出しはもう少し続きます。 元々ツイッターでの感想文なので短いですが、何を読んだか記録だけでも取っておくと、少なくとも振り返ることだけはできますね。 クラウド上だけでなく、紙に書き出していた分まで整頓し始めたら、映画も含めてもっと出てきそう。 ではあるけれど、そちらはより手間と時間がかかりそうなので、暇を見つけて気が向いたときに一つずつ進めようと思います。 カズオ・イシグロ『日の名残り』(1989)読了。 この作家は『わたしを離さないで』も良い意味でしばらく立ち