山梨県北杜市の風景
「何か新しいものに触れたい」と思う時に、
カメラを持って旅に出かけることが多い。
それはほんの1日、半日でもかまわなくて、
気分転換というよりは、自分にとって
必要な時間。という意味合いの方が強い。
レンズの先にある時間を、瞬間に変える。
のどかな風景に心を和ませる。
水の音を聞きながら、
移り変わる流れの形を見つめる。
自然は何か問いかけてくれるわけではなくて、
ただそこにある。
でも自分の心が満たされ
変わっていくのが分かる。
触れることで気付くこと。
見ることで新しい視点が持てること。
夜と朝の中間のような色が
きれいだなと思えること。
「ひとりだな」って思えること。
でも寂しさは感じないでいられること。
旅はそんな自分に戻れる大切な時間。
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