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(転職者アドバイス)やっぱり僕には内資系メーカーがちょうどいい【typeで見つけた!タイプな仕事vol.16】

メーカー転職さん/38歳/男性/転職2回目

Profile
大学卒業後、誰もが知る日系お菓子メーカーに就職。国内1位の営業成績を複数回残した後、さらに給料をあげるために、外資系メーカーに転職。年収が倍増するも、昼夜問わず働く毎日に限界を感じ、日系食品メーカーに転職。


大学卒業後、誰もが知るお菓子メーカーに就職。

ー1社目にご入社された経緯を教えてください。

地方大学で農学部を専攻し、流通について学んでいました。大学院に進学する人や、水産系のメーカーに就職する人が多いなか、私は誰もが知る製菓メーカーに就職することができました。自分で言うのも何ですが、同級生に「すごいね」と言われ鼻高々でした。でも、入社数年で転職したんですけどね。

上司の家を見てガッカリ。20年後に自分はこうなりたくない。

ー念願の会社に就職できたのに、転職したのはなぜですか?

評価されなかった、というわけではありません。営業成績が全国1位になったことも十数回ありましたし、同世代よりも評価していただいていたので、評価について全く不満はありませんでした。

転職しようかと思ったきっかけは、親しくしていただいていた憧れの上司の家を見たこと。若くして出世した大先輩の家が、あまりにも古くて、小さくて…20年後の自分の到達点がここかと思うと、かなりガッカリしてしまったんです。その後、給与水準を高めるために外資系メーカーに転職しました。

バリバリの外資系メーカーに入社するも挫折。

ー内資と外資、仕事や待遇面で何か違いはありましたか?

外資系メーカーに転職し、給料が2倍になりました。今思えば少し調子に乗っていたんだと思いますが、出張の際は高級スーツを着て、タクシーを乗り回していました(笑)
そこから少しずつ現実が見えてくるのですが、文字通り朝から晩まで働く毎日。人の2倍働くから、給料が2倍ということに気が付きました。これで成果が上がればいいんですが、どんなに長時間かけて仕事に向き合っても、成績は上がりませんでした。上司からは「採用するんじゃなかった」と言われる始末。天狗になっていた鼻を思いっきりへし折られました。その後、辛抱強く仕事に取り組み、大活躍まではいきませんが、自分なりの成果を残せるまでになりました。

ー挫折がきっかけで、転職を決心されたのでしょうか。

半分は挫折経験から。半分はライフステージの変化から。当時2年ほどお付き合いしていたパートナーがいて、そろそろ結婚しようかというタイミングだったんです。そのとき思ったのが、このまま結婚しても、ハードワーク過ぎてほとんど家にいることができないということ。将来を見越して2年くらいじっくり新しい職場を探そうと様々な転職サービスに登録しました。このときにtypeさんにも登録させていただきました。「おっ」と目が留まる企業からスカウトをいただいたので、印象にとても残っています。

やっぱり僕には、内資系メーカーがちょうどいい。

ー理想とする転職先の条件は何でしたか?

①内資系メーカー
②年収
③働き方

「転職って、キャリアアップが基本でしょ!」と思っていたので、かなり条件を絞っていました(笑)まずは、食品、日用雑貨メーカーの営業としてキャリアを積んできたので、その経験を活かせるメーカーであること。社格は下げたくないので、できれば今の会社よりも有名かつ事業規模がより大きな会社。年収面も当然下げたくないので同程度を希望。さらに働き方がハード過ぎないところ…と考えていくと、自分のなかでは内資系メーカーに行き着きました。そこからは、転職サービスから集まってくる内資系メーカーの求人情報に目を通して、条件を満たした企業にのみ応募するようにしていました。昼夜問わず働くという前職の経験があったため、面接では仕事内容だけではなく、業務量や仕事の進め方などの細かい部分もヒアリングし、慎重に企業を選ぶようにしていました。

働きすぎずに外資系なみの給料、大満足です。

ー今回の転職の満足度は何点ですか?

100点満点です。社格も上げて、給料水準をキープできて、ハード過ぎない働き方ができる職場に出会えたので。新卒でこの企業に入社できたかと考えると、書類選考で落とされるレベル。知名度のない大学出身の僕が、逆立ちしても入れない会社に入ることができ、逆転ホームラン級の転職になりました。

心に余裕があるときに、転職活動するべき。

ー転職活動を振り返ってみていかがですか?

良かったのは、気持ちの余裕があるときに転職活動を始めることができたこと。今すぐ転職したい!という気持ちで企業を探していたら、こんなにいい企業には出会えなかったと思います。この経験から、これから転職される方にアドバイスさせていただくなら、「仕事から逃げ出したい!」というネガティブな感情のときに転職活動はしない方がいいと思います。現職でできる全ての努力をし、100点じゃなくてもいいから成果を出して、少しでも心に余裕が出てから転職活動をするべきだと思います。

■転職サイトtype

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