~AppSheet で「防災備蓄管理」~【第22週】プログラミング未経験者が独学成果物で「1千イイね」とれるまでリアルタイム実況
■あの日を思い出す 恐怖を感じた地震
2022年3月16日 午後11時36分頃、
マグニチュード7.3の地震が発生。
宮城県、福島県で最大震度6強を観測。
2011年3月11日 東日本大震災
あの日私は、岩手で学生をしていました。
夕方以降にサークルの仕事予定があったので、自室で準備をしていたところに地震がやってきました。
たくさん物が落ちて倒れて…
揺れが止まってからすぐに外に出ると、信号がついていないことに気付き、大規模な停電が起こっていることがわかりました。
部室に部員がいることが分かっていたのですぐに向かい、外への避難誘導をした直後に雪が降ってきて、”泣きっ面に蜂だなあ”と感じたことは、今でもすごく鮮明に思い出せます。
あれから11年が過ぎました。
当時、家屋倒壊や津波など直接的な被害は受けなかったものの、当時の現地動画や画像を見ると、今でも感情があふれてきます。
先日の地震はあの時をフラッシュバックさせるようなものでした。
■防災のススメ 「防災用品」
昨年、震災から10年という節目を迎え、私自身も改めて防災について見直しました。
・家具の置き方、固定
・食料備蓄
・非常用持ち出しバッグ
・安否確認方法
・避難場所、避難経路
全てを完璧にするに越したことはないですが、中でも「非常用持ち出しバッグ」はすぐに準備ができるものです。
基本的な用品が揃っている市販の防災バッグを購入し、自分なりに追加したいものをさらに詰め込みました。
■非常時でも食べ慣れたものが食べたい!
長期保存食品(非常食)は、一昔前に比べてとてもおいしく、クオリティの高いものが増えたと思います。
ただ、東日本大震災のことを思い出すと、精神衛生上で大事なのは、
これをどうやって実現するかだったかだと、個人的に感じています。
"非常" 時であることはどうやっても仕方ないことなのですが、そんな状況でも、出来るだけ早く、それが難しければ、一瞬でも、今まで通りに過ごす時間を作ることが心を壊さないでいられる方法だと思います。
それを手軽に実現できるのが "食事" です。
冷えたものではなくて、温かいもの。
すぐ食べられるものではなくて、調理されたもの。
※調理している時間や漂ってくる匂いなども安心につながります。
そして、 "いつも食べているもの" 。
食品メーカーさんの企業努力や大学の研究機関による技術革新などで、簡便食でも温かく、手の込んだ調理がされているものが再現できるようになっています。
技術的な部分は専門の方々にお任せして、私は今回、どうやったら "いつも食べているもの" を "非常" 時に食べられるようにできるか考えてみました。
■AppSheet で「防災備蓄管理」アプリ
"いつも食べているもの" が最も欲しいとき、欲しい人って具体的にどんなだろうって考えると、一番最初に思いつくのは「子ども」でした。
子どもに我慢をさせるのって大変です。
我慢させている親御さんは疲れちゃうし、我慢している本人も辛い。
偏食なら、なおさらいつも食べてるものがあると安心ですよね。
長い間ずっと食べられるとかではなくて、あくまで欲しいものが手に入るまでの少しの間を乗り切るために、賞味期限の近いものを非常用バッグに入れて置ける方法にしてみました。
こんな風に管理ができると・・・
⇒期限が短いお菓子でも入れておける!
⇒さらに、短いものがあるとバッグを整理するスパンも短くなるので、全体を見直す機会が増えると共に、「あれ?防災バッグどこに置いたっけ?」を防止することが出来る!
我ながら、結構いいアイデア!
※AppSheet上の設定はまだ理解しきってないのと、追加したい機能もあるので次週以降にまとめる予定です。
■また歩んでいくために 支援のお願い
最近は募金という形以外での支援方法が増えています。
ご協力頂ける方はどんな形でも構いませんので、出来る範囲での支援をお願い致します。
東日本大震災のとき、よく聞いたのが、
"私よりも困っている人、辛い人がいるから。"
でした。
その人自身が困っていないわけではありませんでした。
もっと大変な人のために、出来る限りの我慢をして頑張っていました。
とても強い言葉であり、その意志は尊重すべきだと思います。
それでも私は、人は助け合って生きるものだと思います。
いつか自分が困ったときに、気兼ねなく支援を受けていいんだと思えるように、私は行動します。
近日中に本震または余震が来る可能性もありますので、皆様もお気を付けてお過ごしくださいませ。