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米原万里さんの小説。舞台はチェコ、ロシア、時代は1990年代、1960年代、1930年の3つにわたる…
角田光代さんの食べ物エッセイ。角田さんのエッセイには安定感がある。これはあくまで個人の感…
大河ドラマ「光る君へ」も残り10回を切ってしまった。個人的に中盤の山場はやはり、清少納言…
自分の平安時代の入り口だった「なんて素敵にジャパネスク」。これを書かれたのが氷室冴子さん…
平安時代を意識知るのはいつだろう。歴史の授業や物語「源氏物語」なのかもしれないけれど、面…
最近読んだ本は何?という質問で返ってきた答えがこの本。一体どんな内容なのか。答えてくれた…
「砂の女」は重たい話だったが、この季節とぴったりだった。とはいえ、という反動で借りてみた本。表紙から美味しそうな蒲焼が載っていて、匂いまでしてきそう。 話は1軒の鰻屋さんとそこに訪れるお客の話が5つ。どの話もある人に関係があり、それぞれのエピソードで構成されている。いずれも、うなぎを素材にした料理が話に添えてある。そして、みんな色々苦労している。わかりやすいハッピーエンドではないが、日々の生活を過ごしていくということはそんなわかりやすい終わりにはならないし、終わりはいつを指