1-2 プライスアクション7つの原則(5)
1-2-5 プルバック反転(押し目買い、戻り売り)
1 プルバックの特徴
現在のトレンドに対して斜めに近い角度で進んでいく調整的な価格スイング
2 プルバックの利用
・ 支配的な動きの長さを測り、特定割合だけリトレースするのを待つ方法
・ トレンドのスイングの中の支持線、抵抗線に達するのを待つ方法
3 保守的な方法
反転しそうなところでどう動くかを観察する。成り行きを見守る。
【押し目買いの例】
こちらのチャートは、4から5のプルバックの押しが、上昇トレンド1から4の中の、2の水準を試す典型的なケースです。1から4のリトレースメントは50%です。リトレースメントの水準は40~60%が望ましいです。
2の水準は次の重要な役割を担っています。
・ トレンドの次のレッグ(区間)に向かって圧力をビルドアップしている。
・ プルバックでマグネットの役割を果たしている。
・ 50%のリトレースの調整をしたところに試しの水準を提供している。
・ 調整の最終的な安値を決めるためのブル派とベア派の攻防を提供したことで、5から6のプルバックでビルドアップから反転するセットアップになっている。