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最近私が気に入る作品には「正しい」という言葉が重要ワードとして出てくる

こんばんは。鼓です。
いや〜寒くなりましたね。そろそろヒートテックデビューかな?いつから着出せば良いでしょう。皆さんのヒートテックデビュー日教えてください、お祝いするので(?)

そんな今日は、毎週超超超楽しんで見ている『エルピス』を見ながら思った事です。
最近私が良いな!って思う作品でよく重要ワードというか伝えたい事の一つに“正しさ”っていうのが挙がってくるんですよね。

この記事で朝井リョウの「正欲」レビューをしているんですが、この作品もタイトルをそのまま読むと“正しい欲求”。正しいこととはなんなのか?あなたにとって正しい欲求とは?それは全員に当てはまるものなのか?この世に正しいなんて無いのではないか?読んだ後、そのような感情に支配されました。

この記事の中でも書いたのですが、“正しい”という言葉を聞くと映画『空白』を思い出します。この作品の中で寺島しのぶが「正しいことをやりたいの!」と言いボランティアに勤しむんですが、作品の中ではそのポジションが浮いているというか。正しいと思ってしている行動をちょっと嫌味な感じで描かれてるなと。「おいババァ正しいとかほざいてボランティアしてるけどなんねんそれ?嫌味?良い人ぶってんの?マウント?」的なね?(伝わるか?笑)

ネタバレを含んでますが気になる方はこちらの『空白』レビューを読んで見てください。
https://filmarks.com/movies/89585/reviews/120793444

そして今期大ハマりドラマ『エルピス』
この作品は長澤まさみ演じる恋愛スキャンダルで落ちこぼれた女子アナ・浅川が、眞栄田郷敦演じるスタッフ・岸本と共に過去の冤罪事件に迫る作品です。
浅川は「もう正しいと思うこと以外はしたくない、正しいと思う事に突っ走るの。おかしいと思った事から逃げない」と決めて奮闘します。まだ3話なのでどうなっていくのか分かりませんが、まあそりゃ上手くは行かないわけです。壁だらけ。
この作品でも“正しさ”を信じて動いているわけです。メディア問題や伝え方・報道の在り方にメスを入れ、正しいことを正しく伝えることは正しい行為であり美しい。この作品ではそう描かれています。

3作品の違いがうまく伝わったのか分からないけど、それぞれ“正しい”への描か方や捉え方が全然違うなぁって。それって、やっぱり“正しい”ってこのくらい色んな見方があり難しいってことだしソレと同じ現象が起きてるのかな、なんて。

ふと最近気に入った作品たちにこの“正しさ”を問うものが多い事に気づき衝動に駆られたのでささっと記事にしてみました。
いや〜〜〜やっぱ映画とかドラマとか娯楽といえば娯楽だけど、こうして感想を毎回書いたり色々考えて観続けると自分に跳ね返ってきて自己成長に繋がるなぁ。たのしい。自分のブラッシュアップは自分にしか出来ないな。たのしい、、(2回目)

今回もここまで読んでくれてありがとうございます。どの作品もおススメなのでぜひ多くの方に手に取って頂きたいです。では、また。

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