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【読書メモ】『日常を袋詰めにして、海に捨てた罪』(著:間武)

衆院選(27日投開票)は20日、最後の日曜日を迎え、首相や閣僚、各党幹部らが応援演説に声をからした。前日に首相官邸などが襲撃され、警戒が強まる中での選挙戦。令和4、5年の要人襲撃を受けて強化された警護に対する理解は広がるものの、戸惑う有権者もいる。専門家は「徹底した警護が必要なものという共通認識を作っていく必要がある」と指摘する。

出典:「警護徹底か、触れ合いか 「ここまでの雰囲気とは…」テロ厳戒態勢下の衆院選」
(『産経新聞』2024年10月20日)

選挙は非日常(ハレ)なイベントとはいえ、悪い意味での非日常を押し付けてこないでいただきたいところ、、テロリズムなんて悪辣で醜悪、そして不可逆的で一方通行な非日常でしかないのだから、なんて、『日常を袋詰めにして、海に捨てた罪』を思い出しながら。

これは“詩”、なのでしょうか、
表紙も題名も耽美系な感じです。

一篇が三行、ただひたすらにそれが続きます。

どこかに置き忘れた、“記憶”、
それを掘り起こしても、くれそうな。

なんとなくルバイヤートを思い出します。

つらつらと、グラス片手に眺めていく、
そんな風に堪能してみたいかな、とも。

でもそれは異界を揺蕩っていたとしても、
日常(ケ)に帰還してこれるから、です。

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