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アニメ語り

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2022年7月の記事一覧

『映画 ゆるキャン△』やはりそれは、極めて優しいファンタジー。

『映画 ゆるキャン△』やはりそれは、極めて優しいファンタジー。

 TVアニメ『ゆるキャン△』には、命を救ってもらった恩義を感じている。

 全世界を混乱に陥れた疫病が広まった最初の年、その感染対策と社内の新規事業に携わったタイミングが嫌な形で合致し、どんなに努力しても売り上げは上がらず、正解のない業務に絡めとられ残業時間は過労死ラインを余裕で突破していた。

 そんな折にふと1話を再生して、じんわりと暖かいスープを飲んだ時のような安らぎにふと涙してしまった。1

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初めて『アイカツ!』の時が動き出す瞬間に立ち会った。

初めて『アイカツ!』の時が動き出す瞬間に立ち会った。

 『アイカツスターズ!』の1話を再生したのが昨年の7月ということで、彼女たちのアツいアイドル活動を見守り始めてもうすぐ一年が経とうとしている。そして今日は、そのシリーズの最新作と偉大なる初代の続編が劇場公開され、新たに時計の針が進む瞬間を目にしてきた。女児向けアニメへのアンテナが低い私にとって、『アイカツ!』の最新話を諸先輩方と同じ目線で、同じタイミングで「立ち会う」ことは初めてで、朝一の上映にも

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『アイカツプラネット!』は、なりたい自分に“出会う”物語。

『アイカツプラネット!』は、なりたい自分に“出会う”物語。

 スターズ!→無印と履修して、劇場版に間に合わせるために『フレンズ』『オンパレード』をスキップして全話観た『アイカツプラネット!』、2クールという話数で観やすく、実写×アニメという新機軸も違和感なく受け入れられました。25話のメイキング風景を観る限りだと、感染対策をしながらの息苦しい撮影現場だったとは思いますが、完成した作品は明るく前向きな主人公と作風も相まって、アイカツ!の“陽”の要素を感じられ

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