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アニメ語り

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2021年9月の記事一覧

『アイカツスターズ!』みんなの「ゆめ」が叶うとき、それが新たなスタートライン!

『アイカツスターズ!』みんなの「ゆめ」が叶うとき、それが新たなスタートライン!

 『アイカツスターズ!』全100話、ついに完走した。「あと99話もあるのか」と慄いたのが二か月前で、今では「あと4話しかない」と終盤の話数の鑑賞を限界まで先送りした挙句、覚悟を決めてゴールテープを切った。そこに待っていたのは、彼女たちのアイカツがこれからも続いていくことを示す、未来へ伸びる鮮やかな虹だった。

一年目:自分らしく輝くために。 『アイカツスターズ!』は、トップアイドルグループ・S4、

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『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章』逃げる場所など、どこにもなくて。

『プリンセス・プリンシパル Crown Handler 第2章』逃げる場所など、どこにもなくて。

 毎度毎度、祝日の木曜公開、本当にありがたい。王族に謁見するのだから国民の祝日になるのは正しいし、何より“噛みしめる”時間が必要なのだ。わずか60分にも満たない映画に、心を乱されている。

生き方を選べない者たち 王位継承第3位のリチャード王子の暗殺未遂、そしてケイバーライト爆弾の強奪。王国と共和国のパワーバランスが揺らぎ、戦争への火種が燻る中、白鳩の面々は爆弾の奪還に挑む。プリンセスの実家事情が

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『アイカツスターズ!』桜庭ローラの歩みはアイドルを想う私の涙を誘う。

『アイカツスターズ!』桜庭ローラの歩みはアイドルを想う私の涙を誘う。

 昔から、その人のことを考えると胸が高鳴るなどすれば、それを恋と呼ぶらしい。であるのなら、私は今、桜庭ローラに恋をしている。

 桜庭ローラ。その名を口にするたびに、私はこの世の不条理に直面する。思えば、彼女のアイカツ人生は敗北の連続であった。

 音楽の才能に長けた桜庭の家に生まれ、自身もアイドルのトップを目指して入学してきたローラ。勝気かつ負けず嫌いな性格で、最もS4入りへのハードルの高い歌組

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『アイカツスターズ!』挑戦者:騎咲レイは輝きの多様性をその翼に背負う

『アイカツスターズ!』挑戦者:騎咲レイは輝きの多様性をその翼に背負う

 『アイカツスターズ!』を観ている。全100話のアニメを観ることに数か月躊躇していたくせに、今では「あと20話しかない」という事実に震えている。これも全部、『アイカツスターズ!』が面白すぎるからだ。

 本題の前に少し振り返りたい。『アイカツスターズ!』におけるアイドル論には「個性」が通底している。主人公たちが通う四ツ星学園の基本教育理念は個性のセルフプロデュースであり、それぞれが他人にはない自分

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