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【朝礼】9/23 お釣りのほうは○○円になります

おはようございます。
小売王_マグロ大使です。
今週の朝礼を始めます。
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昨日は秋分の日
本日はその振り替え休日です。

大抵は23日のことが多いですが
暦によって日付は変わり
今年は22日でした

その日付に意味があるのではなく
季節の移り、天候に意味があるということですね。

秋分とは秋の気候に移り始める頃ということで
たしかにまだ日中は暑くはあるものの
先週までの気温とは打って変わって涼しくなってきました

やはり長年の日本人の経験の
集大成ともいえる二十四節気ですね

言葉の裏打ち
言葉の粋はお店にも大切なもので
ただただ伝わればいいというものではありません

伝わればいい、という言葉は
得てして違和感を含み
相手にすっと落ちていかないものです

ちょっとした言葉遣いの話をします

「お会計のほうが320円になります」
「はい、500円からですね」
「お釣りが180円になります」

さぁ、この言葉遣いはどうでしょうか?

ベテランのチェッカーさんにとっては
違和感しかない言葉です。
お客様からしても実はそうなんです。

身近なお店の店員さんに
毎日こういわれて慣れてしまった
お客様もいるかもしれませんけどね

店員さんをやっていると
丁寧な言葉を使おうとして
使い勝手のいい言葉を多用するようになります。

「なります」と「ほう」です。

「○○になります」
「こちらのほうがレシートです」

あわせ技で
「お会計の方が○○円になります」
「お返しの方が○○円になります」
というのもよく聞きます

店員さんの対応を聞いていると
「…になります」「…のほうが…」
ばっかりが聞こえてきて違和感が溢れます。

丁寧にしゃべるのであれば
「なります」「のほうが」を使わずに
普通に「いたします」と言えばいいことです。

「○○円頂戴いたします」
「○○円お預かりいたします」
「○○円お返しいたします」

「お会計の方が○○円になります」
 ではなく
「○○円頂戴いたします」

「こちらの方がレシートになります」
 ではなく
「レシートをお返しいたします」

「ほう」とか「なる」とか
余計な言葉を足す必要はなく
定型の受け答えには決まった言葉を使いましょう

会話の中でお客様に対する言葉遣いは
いつも言っているように、尊敬語や謙譲語を無理に使わずに
丁寧な語尾を使えばいいことです。

「致します」や「ください」などといった
単純に丁寧な言い方です

大切なお客様であり
親しみある身近なお客様ですからね

変な言葉遣いで
違和感や不快感を持たせてはいけませんし
敬い過ぎて遠ざけてもいけません

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このシリーズも今週で一区切りとし
本業に専念するため
しばらくお休みいたします

また逢う日まで
最後にお言葉を

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■ 今週のおことば ■

 君のせいで大きくなった未来

by スピッツ「初恋クレイジー」 
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人が未来や夢を語り、想う時
それは必ず、誰かと共に生きようという時

恋人、家族、
同僚、仲間、同志

私は家族とともにある未来を
お店とともに抱く夢を持っています

さあ、今日も開店しましょう
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