【お言葉】14 経済学に出会うたび、揺らぐ心
おはようございます🌞
小売王_マグロ大使です
今週のお言葉をお届けします🎉
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多くの情報が得られる時代になっています。
生成AIの登場で、その余りある情報の整理をしてくれるようにもなりました。
この多くの情報の中には
正しくないものもありますし、
自分の置かれている状況には合わないこともあります。
なんでもネットで調べられるのは
非常に有益なものですが
その情報を鵜呑みにしてはいけません。
私のある知り合いの世間話は、
「私・・・て思うんだけど」
「・・・・ってすごいよね」
そういう話の多くがネットに書いてあること、
朝の情報番組で言っていたこと
そのまんまのほぼ丸暗記でした。
見聞きした情報を、精査することなく
そのまま自分の意見や考えにしているのです。
経済学や論説も様々ありますが、
メディアが流行を作り出し
消費しているだけのものも多くあります。
ケインズ、ドラッカー、アドラー、コトラー・・・
その内容には学ぶべきことが多いのですが、
それが自分の今の状況に合うのかどうかは
考えなければなりません。
あくまで基礎となる考えを持っていて、
それを補う、もしくは枝葉とする
知識や理論として学んでいければ
その効果は大きくなると思います。
私も一生懸命学んで、
自分の持ちえた論理に上乗せできることを
見つけ出そうとしています。
しかし、ある本を読んだらその考え方に傾き、
別の理論を学んだら違う方向に
まるで考えが変わるようでは
本当に使える知識や本物の強さは身に付きません。
自分の中心に置くべき1つの基本が必要です。
生きていく上での倫理基準で言うと
宗教になるのだと思いますが
日本ではあまり一般的ではないですね。
ビジネスでいえば、
基本的には会社で学ぶ対象を持っていたり、
決めていたりする筈です。
○○会に入っているとか、
具体的に指針とすべきテキストを決めていたり
ということがありますから、まずはそれを学ぶべきです。
そういうものがない場合は、
出来るだけ早くそれを見つけることを勧めます。
そういうものがない会社は
社内での考え方がばらけてしまいますから
小さな範囲でも構いません。
無い場合は、会社の方針や社是、社訓などから
発展させて考えるのもいいことです。
いずれも例外なく適用できる
普遍的な考え方がいいでしょう。
この場合はどうで、この部分はこう。と
正否や適不適を論じるようなものは、結果揺らぎます。
自社にとっての揺らぎようのない論理を
語れる何かを探してください。
本当は、探さなくてもあるはずです。
この部分が「うちに合わない」と勝手に断じなければ。
自社にとっての疑いようのない
基本方針を決めるために
学ぶべきテキスト、業界団体を決め、
それを「教え」として妄信することです。
別の考え方を学んだら、
その「教え」のうえに
乗せるべきものかどうかを
吟味したうえで取り入れたり、
アレンジしたりすれば知識がより強くなります。
新しいものに出会うたびに、
メディアがムーブメントを作り出すたびに
1から考えを挿げ替えていては
まさにマスコミに踊らされるだけになります。
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■ 今週のおことば ■
”疑わないこと” それが ”強さ” だ
by シルバーズ・レイリー(ONE PIECE)
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疑いようのない、
何かをまず見つける事
それからでないと
手当たり次第に学ぶすべてが
ただの無駄打ちになってしまう
そして、失敗経験という
フィクションを作り上げてしまう
世界のすべてを知った
レイリーを信じよう
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