つきたて

強迫性障害、鬱病、社交不安障害、パニック障害、ASDグレー。25歳

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強迫性障害、鬱病、社交不安障害、パニック障害、ASDグレー。25歳

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私の人生と強迫性障害

私には子供の頃から、“悪い癖”のようなものがあった。その癖は、「爪を噛む」や「髪の毛を触る」など一般的によく聞くものではなく、一風変わった癖だった。 私は3~4歳の頃、おもちゃを片付けるときに自分の両手を擦り合わせないと気が済まなかった。何を言ってるのかと思うだろうが、おもちゃを一つ箱に入れる度に自分の両手を一瞬だけ擦り合わせないといけなかった。一見すると“儀式”のようなものだった。この奇妙な行為に両親も不思議がっていたが、この行為をしないと体中にモヤモヤが走り、居てもたっ

    • 子どもを産み、殺す親

      攻めたタイトルですみません。 前置きしておきますが、私は反出生主義なのでこの記事を不快に感じる方もいると思います。 反出生主義にいいイメージ持たれてない方は読まないことをおすすめします。 私は、誰もが子供を産むことを普遍的な幸せだと捉えていることに違和感を感じます。 結婚して子供を産むことが人生最大の幸せだとは思いません。 子孫を残すことはもはや人間として当たり前のことというか、何万年も続いてきたことですが、子供を産まないという選択肢もある現代で、あえて子供を産む選択を

      • 寂しい

        人に依存してると、寂しい。 いつも玄関の前で待っているペットがいないと、寂しい。 お腹がすいて、寂しい。 寂しいって色んな種類があって、 私もよく漠然とした寂しさを感じる。 でもその寂しさを紐解いてみると、何が原因なんだろう? 寂しさを紛らわせようとどこかに出掛けたり、美味しいものを食べに行ったりしても、なんだか心ここにあらずで、むしろ寂しさが助長されている気がする。 自分がわからなくなって一人旅に出るとか、解決方法としてはちょっとズレているような。 紛らわせるって

        • 泣けない子供だった

          スーパーで、ワーキャー泣き喚く子供をよく見かける。なんでだろう。と素直に疑問に思う。自分の幼少時代を振り返っても、あんなふうに物をねだって泣いたり、ちょっと思い通りにならないからって泣いたりした記憶がないからだ。 親は虐待をしていた。怒鳴る、叱るは日常茶飯事、言うことを聞かなければ目の前のご飯をゴミ箱に投げ捨てる。叩く。机の足を蹴る。それでも私は涙がこぼれなかった。無心で母のそれを見ていた。 母は、私に泣いて欲しかった。泣かない私は反省してないと思い込んでいたのだ。泣くま

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        私の人生と強迫性障害

          自立ってなんだろー

          永遠のテーマかもしれない。 先日父に、子の自立ってなんだと思うと聞いてみた。 「親へのネガティブな感情が消える時かな。」 と返ってきた。 最初見た時、全く理解ができなかった。 メッセージには、こう続いていた。 「俺自身のことを話すと、父さん、母さんに、気に入らないことがたくさんあって、憎しみもあったんだけど、〇〇が生まれて育てている間に、その憎しみの感情は消えてしまったよ。」 わからなすぎて、その場にいた恋人にメッセージを見せ、話しているうちに、なんとなく父の言いたいこ

          自立ってなんだろー

          最近のメモ強迫症

          固定記事を読めばよくわかると思うが、私はなんでも、メモしたいことをメモせずにはいられないというメモ強迫を持っている。全て完璧にメモできないとパニックになる。 メモできない場面にいるとすごく症状が出やすい。 お風呂に入ってるとき、友達と一緒にいるとき。 頭の中でメモしたいことが溜まってって、後でメモするが、どうしても何か書き忘れてる気がしてならない。 もう、そう1回思ってしまったら、何かメモし忘れてるって確定で、それから空白の何かを思い出そうとする。とっかかりが何も無いの

          最近のメモ強迫症

          蜘蛛の糸

          蜘蛛は美しい円形の網を張りますよね。あれはどういった仕組みで出来てるんですかね。自然界の偶然性と必然性を感じずにはいられません。 本題に入ります。私は世の中に浮遊している、実態のない、言ってしまえば暗黙の了解みたいな、ふわっとした概念がいつまでたっても理解出来ずにいます。というか、見えないんです。 蜘蛛の糸のようにびっしりネットワークが張り巡らされた空上の世界を、読み取ることができないのです。 たとえば、どこかの部屋で、何人か集まって作業する時、椅子を並べるでも何でもい

          蜘蛛の糸

          親にもう少し教育されたかったな。と思う

          小さい頃から勉強に関して口出しされた記憶が全くない。加えて学校での生活態度も真面目だったから、学校生活に関してはなーーんにも関与されなかった。 (家での生活態度は良くないので、片付けをしろだの、手伝いをしろだのは言われたけど)、もっとこう、人間性というか、倫理観という面での教育が欲しかった。他の家はどうなんだろう。 直接的に教育されないのなら、親の姿を見て学ぶしかないのだが、それだけじゃ限界がある。 よく親にこう言われて育ってきました、みたいなエピソード聞くと、ウチには無いな

          親にもう少し教育されたかったな。と思う

          自ら選んだ人と友達になって

          タイトルはカネコアヤノ「燦々」から拝借しました。 私は、人付き合いが苦手です。 ASDと呼ばれる発達障害の疑いもあり、相手の気持ちを汲み取れず、気づいたら相手を傷つけてしまっていた、なんてことがよくあるのです。 つい先日、私の発言で、ひどく傷つき体調が悪化してしまった方もいます。 でも、ASDが非難されてばかりでは、社会も今の時代に沿った政治をしていくのは難しいし、当事者の私だって、ASDとして生きていくしかないのです。 これからも、周りに迷惑をかけることももちろんある

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          働くことが怖い

          働くことが怖い。モーレツに。 年末くらいには1月から働こうと思ってた。 だが働くことを想像しただけで冷や汗が出る。 恐怖で体がこわばる。 身体的にはたぶん働ける余力はあると思う。 しかし、精神的に働くことを全面拒否している。 大学生の頃、バイトに行って、学校に行って、バイトに行って、休む暇もなくまたバイトに行っていた自分は何だったんだろう。 まず、バイト先で「必要とされている自分」が想像できない。 そして、「業務をこなしている自分」も想像できない。 半年前まで

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          赤面症と会食恐怖症

          私が赤面症になったのは、小学3年生のときだ。 部活を何に決めるかHRで話していた時、「○○は何にする?」と担任に聞かれ、その瞬間クラスメイトの顔が全員こちらを向いたのだ。 その瞬間、ボッと顔が赤くなり、自分でも何が起こったかわからず、とにかく瞬時に下を向いて、お道具箱を開けて何かを探すふりをした。 それが最初で、班でのグループワーク、発表など自分に注目が集まるものは全て苦手になった。 特に発表が大の苦手で、言いたい事の半分も言えず席に戻ってしまったこともある。 それか

          赤面症と会食恐怖症

          思考が働かない

          最近、動作がゆっくりしている気がする。 親にも指摘されたし、「いつもと違うな?」という感じが他者から見てもわかるらしい。 こうやって文章をかく間も、思考はぼんやり、ゆっくりしている。 頭の回転が遅くなっているため、「タオル」の名前が出てこなくてあせった。布?なんだっけ?この繊維の塊は……となった。 これは単なる物忘れかもしれないが。 気になって鬱病の物忘れを調べて見たところ、 鬱病は記銘力(新しく物事を覚えること)の低下があるらしい。 なので物忘れ(既に覚えているこ

          思考が働かない

          母に聞いてみた

          夕飯のか片付けが終わった頃、母親に聞いてみた。 「ねえ、私っていい子だった?」 母は、「いい子だったよ〜           まあ、今もいい子だけどね」 と言われた。20歳過ぎてるのに、褒められると嬉しくなってしまう。 生まれてからずっと。幼少期はものをねだる様なことは一度もしたことがなかったし、買いたいものある?と言われても「悪いから」という理由で断っていた。 若干4~5歳。 スーパーで泣きわめく子供の心理は一生分からないと思う。 そして中高上がってからも成績は

          母に聞いてみた

          父と話した

          父とかなり込み入った話をした。 私の人格形成について、母親の威圧的な性格が影響しているのではないかと指摘された。 と同時に、私が母に威圧的な言葉をかけられたとき、守ってやれなかったと反省された。 私はまったく覚えてないが、中3の受験期目前、1月頃、私が受験勉強に追われていた頃。父親は東京勤務のため家にあまり居らず、母は仕事や家事に追われ忙しい日々を送っていた。 母はそんな毎日に鬱憤が溜まっていたのだろう。 受験勉強をしている私に向かって、 「ご飯作りの手伝いをしなさい!」

          父と話した

          いじめと厨二病 3

          ここまで、わたしがどのようないじめを受けてきたかを書いてきた。 いじめというか、もっとささやかなものなんですけど。 本人に被害があるとしたら、精神的被害。 それくらい。物を投げられるとか物を無くされたりはしてないから、表立った被害はなかった。まさに陰湿ないじめだったので、生徒会の先生すら気づいてなかった。 で、なんで毎日元気に学校に通っていたかと言うと、 ①ASD気質 興味があることはすごく極めるけど、その他興味のないものにたいしては、まぁほんっとーーーーに無関心。

          いじめと厨二病 3

          いじめと厨二病 2

          前回のつづき。 わたしは中学の頃、カースト最上層の女子たちからすこぶる嫌われており、根の葉もない噂を流されたりしていた。 わたしは“陰湿ないじめ”を受けていた。 物を投げられたり、殴られたり蹴られたりしたことは無い。それだけありがたいことかもしれない。 それとは別に財布盗られたことあるけど、それはたしか誰彼構わずやってた子だから私を標的にしてた訳では無い。 そんな感じで中学3年生、ずーーーとカースト上位の子+その噂を信じちゃった子達に嫌われていた。 ある日学校から帰

          いじめと厨二病 2