いじめと厨二病 3

ここまで、わたしがどのようないじめを受けてきたかを書いてきた。

いじめというか、もっとささやかなものなんですけど。

本人に被害があるとしたら、精神的被害。
それくらい。物を投げられるとか物を無くされたりはしてないから、表立った被害はなかった。まさに陰湿ないじめだったので、生徒会の先生すら気づいてなかった。

で、なんで毎日元気に学校に通っていたかと言うと、
①ASD気質
興味があることはすごく極めるけど、その他興味のないものにたいしては、まぁほんっとーーーーに無関心。

野生のお猿さんたちの低レベルなお遊びが行われているのは知ってるけど、しかもその矛先が自分に向いてるのも知ってるけど、
あぁ、そうなんだぁ。
くらいに無関心。というか、たかだか野生のお猿さんたちのすることに、いちいち構ってるほどわたしは馬鹿では無い。

②厨二病
わたしは明らかに厨二病に疾患していた。
厨二病というのは、
中二病とは、思春期の少年少女にありがちな自意識過剰やコンプレックスから発する一部の言動傾向を「小児病」とからめ揶揄した俗語。 
               ──────ピクシブ百科事典より

私はボブカットで眼鏡をかけ、ハイソックスを履き、典型的なアニメオタクであった。自分に話しかけてくやつは「ずいぶんと変わり者だな」と思っていた。

そして、教室では常に負のオーラを放っており、私の世界に入り込んでくるなよと念じていた。もちろんクラスには馴染めない。当たり前だがそこも「フン、私って負のオーラを放ってるからこのクラスに馴染めないんだよな……」と思っていたのである。病気である。、

(ここまで書いたら、だいぶヤバい奴である。。)

そして、例の猿共が私にちょっかいを掛けてくるのも、当たり前だと思っていた。

品行方正成績優秀の私にやっかんで羨ましがってるんだろ……という具合で気にするに至らなかった。自意識過剰の厨二メンタルである。

そんな感じで彼らの私に対する攻撃は全て「やっかみ」に尽きると考えていた私は、なーんも気にすることなく毎日元気に学校に通って卒業もしましたとさ。

なんだかさっぱり終わったね。
いじめ受けたときはそれなりにダメージ受けたけど、厨二メンタルでなんとなく受け流していたのよ。

みんなも学生時代どんな生活送っていたか知りたい。


                                       つきたての餅より

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