沖縄おにぎりを語るなら、地元の売店をまわるべし
【1329むすび】仲泊売店(恩納)じゅーしー
《連続1886日目!》
ここ数年の全国的なおにぎりブームの波は、沖縄でも広がっていて、おにぎり専門店などもみかけるようになってきた。
そのようなおにぎり店をチェックするのはもちろんだけど・・
せっかく沖縄に来たのであれば、地元で長く愛されているおにぎりを探していきたいところ。
これまでの経験上、そういった愛されおにぎりに出会える可能性が高いのは、地元の方がよく使っている共同売店やパーラー(簡易売店)みたいなところ。
ある意味着飾っていない昔ながらのおにぎりの姿がそこにはあったりする。
このようなお店の情報はネット上にあまり出ていないので、行ってみないと売っているのかがわからないのも面白いところ。
さあ、地元のお店おにぎりを探しに行こう。
この日は、ホテルやその周りでごろごろする日。
昼間は暑いからね。
無理はしないように、のんびりと。
お腹が減ったので、近くにある仲泊売店へ。
仲泊売店は、いわゆる地元に根付いた商店で創業78年にもなるらしい。以前は、共同売店だったらしいが今では個人経営でやられているとのこと。
お店に入って、まず向かったのはおさしみコーナー。
地元で獲れたばかりの新鮮なおさしみがたっぷり入って、500円~600円。
スーパーだと1000円以上はしそう。
さて、おにぎりはあるかなあ。
冷蔵庫のほうにはなさそう。
お店の方に聞いてみよう。
と、レジに向かっていく。
あった!
レジのカウンターの上に、おにぎりがちょこんと並んでいる。
ジューシー、さけ、みそ、100円。ポークたまご、200円。
価格もかなりリーズナブルだ。
さて、どれにしようかな。
ジューシーのおにぎり!
ジューシーは、野菜や豚肉を昆布だしで炊き込んだ沖縄風の炊き込みごはん。
ジューシーの由来は「雑炊」から来ていて、祝膳料理や法事料理で使われたり、沖縄そばとのセットメニューとしても一般的。硬めのものと柔らかめのものがあったりする。
他の種類のおにぎりに比べて、お店や家庭ごとに味が違うのも魅力ポイントだったりする。
パチリ。
地元の野球チームのユニフォームに囲まれたイートインコーナーで記念撮影!
ホテルに戻って、さっそくいただくことにしよう。
たっぷりのおさしみと、たっぷりの海ブドウと、ジューシーおにぎり。
これ全部で、1000円くらいで食べられちゃう。
幸せすぎる。
では、ジューシーをいただきましょう。
いっただきまーす。
がぶっ。
おっ、だしの味がしっかりと染みている!
野菜やひじきからもしっかりと旨みが出ているんだよね。
懐かしいような、心にしみわたるような。
ずっと食べていけそうな味。
うん。じんわりうまい。
昔から愛されている沖縄おにぎりを探して、地元の売店をどんどんまわっていきたい!
ご馳走たまでした!
沖縄でしか出会えない地元おにぎりをどんどん紹介していきます!
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