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自立

前に一度「実家にいた時と実家を出た時の自分」というタイトルで記事を書かせてもらったのですが、それと少し類似した内容になります。
貼っておくのでこちらも読んでくれたら嬉しいです。

僕は数年前までずっと実家に住んでいました。
恐らく今の嫁と出会っていなければ今もまだ実家にいて
両親にいろいろ助けてもらいながら、中身も外も完全に
「自立できない子供のまま」だったかもしれない。

そもそも「自立」とは一体何だろうか。
「自立」とは僕の中では、精神的自立と経済的自立の2つがあり、「物事を自分で判断して決められる状態+自分でお金を稼ぎ他人の力を借りず生きていける状態」だという認識です。
恐らく大人の自立と言えば大体の人がこのような認識ではないでしょうか。
(他にも自立とは福祉的な意味もあるみたいですが、僕が今回お話ししたいこととは少し意味が離れているので今回は省きます。)

「自立」するために必要な要素は「親元を離れる」ことです。
僕も親元を離れて2年が経ちますが、自分が自立できているのかどうかといえば、はっきりいうと完全にはできていません。未だに親の世話になることはありますし、自身が転職や引っ越しなども両親を説得することから始めたぐらいなので、まだ完全にはできていません。でも、確実に実家にいた時より遥かに完全な自立に向けて近づいていると思います。

僕が最近読んだ本で堀江貴文さんの「ゼロ 何もない自分に小さなイチを足していく」という本があります。その本で堀江さんは自立について話をしており、その中で「自分の頭で物事を考えていくためには、まず親元を離れ、自立しなければならない」というような事を言っています。また、「精神的に親から自立し、物理的、経済的にも自立すること。この一歩を踏み出した時、人はようやく『自分の頭』で物事を考えられるようになる」とも。

堀江さんの言っていることが今の状況なら理解できます。でも、もし今も実家にいて親元で世話になりっぱなしだったら恐らくこの本を読んでも全くピンと来ていないだろう。そもそもこの本を読む気になっていたかも怪しい。
そして、この本の同じ章の中で、「親から自立できていない人は『自分の頭で考える』という習慣づけができていない」という一文がありますが、これに関しても分かる部分があります。これに関しては親が悪いという話ではないのだが、親元にずっといて、何も考えようとしなかった僕は社会に出て働いた時にとても苦しみました。どこへ行っても自分で考えてできない人でした。今もまだ苦しんでますが、若い時自分が甘えまくってたツケが今来たんだ、と日々考えながら生きています。

実家にいてずっと親離れできないから考えてできないという極端な考え方をするわけではないですが、実家を出て、親離れを目指すことで自分が成長できる部分は絶対あります。今の時点でもし、一度も親離れをしたことがない方はもしできる状況ならばぜひ一度外へ出てみてください。

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