【架空の話】・其の14
その日帰宅したのは24:00少し前であり、久しぶりの飛行機による移動、また何より、生まれてはじめての編入試験で疲れたのか、この日もストンと寝寝つくことが出来た。翌日の講義は2限目からであり、余裕があるが、修士(博士前期課程)2年目になると、履修科目の状態は、大体、このような感じになるのではないだろうか・・。
さて、翌日の講義に出席し、その後、あまり人に会わないように一人で学食テラス席に座り、岩波文庫版の カレル・チャペック著「山椒魚戦争」での山椒魚と人間の戦争が始まるくだり