おぬ

明日が来るのが嫌な私。ほどほどに生きても、それなりに素敵な毎日だから。

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明日が来るのが嫌な私。ほどほどに生きても、それなりに素敵な毎日だから。

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誰でもできる事でさえできない私はなんなんですか。

「誰でもできる事でさえできない私はなんなんですか。 あなたが望んだような人になれない私を叱るでしょうか。」 私の大学時代の友人の言葉です。 いつも一緒にいた所謂“いつめん”のひとりでした。 彼女はこの言葉を残して、自ら命を経ちました。 駅近くのビルから空へと旅立ちました。 大学4年の冬。 卒業を間近に控えた頃でした。 ------ 彼女がなぜ命を経ったのかはわからないままです。 遺書を残すこともなく、事件性がないと判断されたため 携帯の情報開示も行われずでした。

    • うつ病の誕生日(7/18)

      こんばんは。 突然ですが、皆さんは誕生日が好きですか? 大人になるにつれ、歳を重ねることが嫌に なったりすることもあって、 素直に喜べなくなった人もいるのではないでしょうか。 ちなみに私はというと誕生日が好きです。 一年で唯一自分が主役になれる気がするから。 メッセージやプレゼントをもらって心がほくほくするから。 そんな私が誕生日を迎えたくなかったのが去年、 26歳の誕生日です。 白黒の誕生日でした。 今日はそんな去年の誕生日の心境を 書いてみようと思います。 ---

      • 私がうつになったのは①

        私がうつ状態と判明したのは2021年5月半ば。 自覚のある不調は2月頃から始まっていた。 私は大好きな彼と半同棲をしていた。 お互い実家暮らしだったが、通勤距離の短縮を 理由に一人暮らしを始め、彼が転がり込んだ形。 慣れない生活だが、何もかも頑張りたい私。 日常の家事や彼のお世話、もちろん仕事、 どれも気を抜かず頑張っていたと思う。 好きな人と一緒に生活するってとても気を張る。 最初の異変はすごく神経質になったこと。 スリッパがないと床が歩けない。 忘れ物があるといや。

        • 閲覧いただきありがとうございました! 次回は大学時代の話をしていこうと思います。

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        誰でもできる事でさえできない私はなんなんですか。

          【あとがき】苦しさと恋と夢が混ざった中3の夏

          閲覧いただきありがとうございました。 処女作となりましたが、私に中学時代の エピソードでした。いかがでしたか。 いくつか今の私から見たあの頃について 書き添えておきたいと思ったので、 あとがきを作らせてもらいました。 まず、メディアリテラシーについて。 今でも悩んでいる人はきっと多いと思う。 SNSの普及で知人同士のやりとりは多少 減ったのかもしれないけど、 それでもあの1回の行為であの頃の私は ガラッと崩れ落ちた。 元々私はすごく活発で学級委員や生徒会を 務めるよう

          【あとがき】苦しさと恋と夢が混ざった中3の夏

          【終】苦しさと恋と夢が混ざった中3の夏③

          先生との文通は私が教室へ戻れるように なってからも相変わらずだった。 どういう筋からかは覚えていないが、 K先生が私の腕の傷について知ったらしい。 「何か困ってることがあれば聞くよ」 これまで私は自分の苦しさの理由を 誰にも話してこなかった。 行きたくない。人目が怖い。そんな曖昧な 言葉で隠し続けていた。 できることなら打ち明けて楽になりたかった という思いもあったかもしれないが、 中学3年生の私には、男子中学生の興味に 唆され自分の裸を晒したという事実そのものが 恥

          【終】苦しさと恋と夢が混ざった中3の夏③

          苦しさと恋と夢が混ざった中3の夏②

          保健室登校中の私はベッドをカーテンで遮り 保健室内で自由に過ごすことはほぼなかった。 別に養護教諭と特段仲が良いわけでもなく 何かがしたくてきているわけでもなく 教室へのスモールステップとしてという提案で 連れてこられているだけなのだ。 保健室には時折友達が訪ねてきた。 部活の友達やクラスの友達。 そんな中、珍しい訪問者が私の前に現れた。 「おぬ、調子はどうだ?」 カーテンを開き声をかけてきたのは数学担当の K先生だった。K先生は初任でこの学校にきて3年目。 比較的若

          苦しさと恋と夢が混ざった中3の夏②

          苦しさと恋と夢が混ざった中3の夏①

          わたしの右腕には大きな傷がある。 今私がうつ病を患っていることを知っている方は 想像するに容易いかもしれないが、 リストカットによる傷だ。 ただ、その傷は患った今できたものではなく、 中学3年生の夏にできたものだ。 今思えば私のはじめての苦しい思いだった。 そして、恋と夢が混ざった出会いでもあった。 その頃わたしはアメーバピグというSNS?に はまっていた。自分のキャラを動かし、 その世界の友達と会話をしたり部屋を作ったりする。 部活も引退し、試験勉強に向かおうかという

          苦しさと恋と夢が混ざった中3の夏①