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詩|夢のまた夢の夢
もう夢なんて見たくないと言って
途方に暮れたまま夜明けが来てしまった
永遠に真夜中を願っても朝はいつだって
躊躇うことなく忽然とやってくるのに
太陽があふれる明日の夢を見たくて
もうわたしは弱くなんかないよって
あなたに証明したくて夢を追いかけた
つかまえることなんてできないのに
永遠なんて永遠にわからない
永遠めいたもののすぐ近くにいるのに
夜に鍵を閉めて星の微熱だけを感じたまま
頼りない月の背中で凍った涙を飲み込んで
夢の中に永遠があるのか
永遠の中に夢があるのか
夢のまた夢の夢 / 月乃
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