座禅しながら心の中で遊戯して痺れたい。
「Kissに撃たれて眠りたい」っていう吉川晃司さんの歌を思い出しました。
多分、記憶の引き出しに強く残っていたのでしょうね、タイトルが・・。
吉川さんでいうなら、映画実写版「キングダム」でいう「龐煖」の役が・・・あの漫画大好きで、痺れますね~、龐煖の動きというか吉川晃司が何かしとるぞ的な視点でも観れて、今度の映画の続きも楽しみです。
ん~・・・そんなこんなしていたら、
「Kissに撃たれて眠りたい」が、
いつしか「座禅しながら心の中で遊戯して痺れたい」に変換されました。
楽な姿勢で、呼吸を整え、虚ろ目になっていったりいかなかったり、演能を観覧している時の自分について、その時その時でマインドリンクするところが違うときがあります。
地揺の声にロックオンしてしまったり、大鼓の音が脳内でスカッシュするみたいに感じたり、リラックス状態に入ったところで般若面が出てきて思わずハッと座席でびくついてみたり。
昔、お寺で警策していただいたことがありますが、いつ叩かれるんじゃないかという恐怖の方が先走り、座禅どころじゃね~よ!みたいな頃もありました。でも年を取り、警覚策励という意味を知ってからですかね、落ち着いて居られるようになったのは。
能楽の観覧について、もしかすると無意識にROCKに例えた自分がいて(演目によりですが)、その演目を美月に探してもらおうかと、ふと思ったりもしました。
さて、前回の続きの内容となります。
・現在のあなたの気持ちを表すとしたら、どの面(シテ)になりますか?
・あなたが望まれる話の流れ(序破急)は、どれが好まれますか?
・今後のあなたについて、どのようにしていきたいですか?
という感じでしょうかね。
初心者向けのわかりやすい演目10つの中から、面(シテ)が女性のものを3つ挙げました。
クライエントさんの選択された中に該当する演目について、まずは簡潔に説明します。
例
女性の面を選び、知識を追求する指導者・学者タイプを好み、平静・混沌・調和の流れを望まれるあなたには「羽衣」がおすすめです。
古典の言語リスニングが苦手なあなたに、現代の恋愛映画風に内容をイメージング(アレンジ)にして、軽い予習を済ませましょう。
内容を胸にしまいこんだら、いざ実演を観覧しに行きましょう。
うまく説明するには、まだまだ遠いな。実際にはもっと相手にリアルに寄り添ってエスコートしたいですね。さすがにそこらへんは自分の脳で言語化したいかな。
能楽の解釈には多様性がありますので、1つの見方として参考になれば幸いです。
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