2022年 読んでよかった10冊
気づけば今年も残り1ヶ月を切りました。
去年の今頃は、奈良工場の絶賛建設中。ほんと1年経つのが早いです。
変化の大きい1年でしたが、趣味の読書は変わらず楽しみました。ざっと見返す限り、50冊以上は読んでます(ただ、購入点数はそれ以上…)。
そこで今回は、2022年に読んでよかった10冊をまとめてみました!
逆境経営
獺祭で有名な旭酒造さんの経営論。「若い人を育てるために肝心なのは、会社を大きくすること。右肩上がりで事業が忙しくなれば、その対処方法を社員が勝手に考えて育つ」という考え方は、強く心に残りました。定期的に読み返したい1冊です。
ロングターム・マネジメント
「長期目線の経営」をテーマに、大企業から中小企業まで事例豊富です。特に失敗事例は共通点も多く、「成功はアート、失敗はサイエンス」はその通りだなと。いい気づきをもらえました。
真実の瞬間
実は翻訳書が苦手なんですが、これは終始おもしろかったです。評判通りの名著。「1つの項目を100%改善するかわりに、100の項目を1%ずつ改善した」というエピソードは特に好きです。
トップも知らない星野リゾート
フラットな組織文化は、①なぜいいのか、②どのようにつくられるのか、がよくわかります。また、星野リゾートは価値観の言語化がとにかく秀逸。組織規模が拡大しても、文化が維持できる理由は「言葉の力」だと思いました。
弱者の戦略
コロナ渦における生存戦略をまとめた1冊。何が起こるかわからない時代だからこそ、普段からの積み重ねがなによりも大事だと感じました。マインド、打ち手ともに学びが多いです。
弱みで勝つ!マーケティング戦略
事例が多く、事実(弱み)を強みにどう解釈するかを学べます。本書を読んで、前職時代にもらった「短所と長所は表裏一体」のフィードバックを思い出しました。
五感経営 産廃会社の娘、逆転を語る
後継者が先代と上手く付き合うためのボスマネジメントは、ぶつかる壁含め共感しかなかったです。具体的な手法はさることながら、どこの会社も似たような話はあるんだなと、いい意味で肩の力が抜けました(笑)
共感ベース思考
「自分の立場を自覚し、なんでもアリにしない」や「会社の『穴』を見つけ、埋めていく」など、後継者としてのあり方に共感できる点がたくさんありました。
Deep Skill(ディープ・スキル)
2022年後半に読んだなかでは、1番良かったかもしれません。新しいチャレンジにあたり、組織内をどう立ち回り動かすかが、わかりやすくまとめられています。ありそうでなかった本かと。自分に足りない点もたくさん見つかりました。
東大卒、農家の右腕になる。
「現場経験がなくても、やれることは山ほどある」そんな気づきを与えてくれた1冊です。ちょっとした改善の積み重ねが大きな資産になることを、リアルにイメージできます。『課題の山は、可能性の山』という表現は食らいました。
最後に
というわけで、2022年に読んでよかった本の紹介でした。
改めてまとめてみると、ジャンルのかたよりがすごい…。凝り固まらないよう、2023年は違うジャンルにも挑戦したいと思います。
このエントリーが2022年の書き納めです。個人noteは備忘録目的も強いですが、発信による新たなつながりを期待しつつ、2023年も気の向くままに書こうと思います。
少し早いですが、みなさまよいお年を!
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