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運動した後きちんとストレッチしていますか?運動後のストレッチの必要性とやらない事のリスク

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『トレーニングはガンガンしてるけど、そのあとのストレッチはせずにそのままシャワーを浴びてその日のトレーニングはおしまい』

私がトレーニングジムを観察したり周囲の人たちに話を聞く限り、運動後、トレーニング後の整理運動(いわゆるストレッチ)を行っている人は少ないように感じます

スポーツ選手でも、練習は好きだけど、一人で黙々とやるストレッチというのは苦手というのが現実です

終わった後のストレッチをしない理由は、第一位は「めんどくさい」が圧倒的で、そのあとはカラダが硬いから、やり方がわからないなどいろいろありますが、一番の理由はストレッチの重要性を理解していないからだと思います

やり方がわからないという人は以前の記事を参照してもらえばいいですが、カラダが硬いからなんて理由はもはや意味不明です

頭が悪いからこそやらないといけないのが勉強

カラダが硬いからこそやらないといけないのがストレッチなのです

なので今回は、以前の記事も含め重要性を理解して生活の質を上げていってもらおうと思います

今回の記事でわかる事

・運動後のストレッチの重要性がわかる

・あなたのカラダが硬い理由がわかる

・ストレッチをすると痩せるのかがわかる

以上の事を解説していきたいと思いますので最後までお付き合いください

ストレッチの種類、筋肉と関節と体の柔軟性の大事なカ・ン・ケ・イ♪

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ストレッチは大きく分けて、「動的ストレッチ」と「静的ストレッチ」があります

動的ストレッチは主に運動の前に行います

静的ストレッチは主に運動の後に行われます

一般の人がやった方が良いのは静的ストレッチの方です

どちらのストレッチも、目的はカラダの柔軟性をあげる事です

人間のカラダは、たくさんの骨の組み合わせでできています

そして、骨と骨の間には隙間があって、ある程度の無茶な動きにも対応できるようになっています

ある筋肉が硬くなると、骨と骨が引き寄せられて、隙間が狭くなります

すると、本来動けていた範囲より狭くなってしまいます

カラダが硬いというのは、関節の動く範囲が狭いカラダの事を言います

関節の動く範囲が狭くなると、スポーツにおいてはケガをしやすくなったり、やりたい動きができなかったりします

日常生活においては、立つ、歩く、走るなどの動きが悪くなり関節に痛みが出るなどの弊害が出ます

筋肉が硬くなる原因は、決まった場所の筋肉しか使わない、カラダを動かす機会が少ない、加齢などです

あとは、ストレッチのやり方がわからず間違ったやり方をしている場合もあります

ストレッチというと、「筋肉が伸びる」というイメージがありますが、実は、『筋肉はゴムのように伸び縮みしません』

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出典 『ワンピース』尾田栄一郎

筋肉の質としての、硬い、柔らかいという弾力性はありますが、伸縮はゴムゴムの実を食べていないと伸縮しないのです

例、一本のロープをイメージしてみてください

筋肉は何本もの筋繊維からできていて、ロープ状になっています

そして、骨と骨の関節部分にまたがってついています

このロープ状の筋肉が長いほど骨の動きが良くなるので、動く範囲が広くなり、短いほど骨が引っ張られて動く範囲が狭くなります

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この章のまとめ

結論としては、『カラダが硬い人は筋肉が硬い(筋肉が短い)』という事を指しているのです

筋肉の仕組みを理解してみよう

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筋肉は「筋膜」の中にロープ状の「筋繊維」がたくさん束ねられています

ソーセージをイメージするとわかりやすいかもしれないですね(笑)

筋繊維が太ければ太いほど、筋肉は大きく収縮して強い力を発揮します

だからマッスル北村さんはあんなバカでかい筋肉を持っているのです(最近マッスル北村さんが良く出てくる)

しかし、運動後や日常生活においても使いっぱなしで収縮した筋肉をそのまま放置しておくと、収縮スイッチがオンになったままです

すると収縮した筋肉が部分的に癒着しやすくなり「筋肉自体が短くなってしまう」のです

それを防ぐのが先ほど紹介した『静的ストレッチ』なのです

この「静的ストレッチ」で収縮した筋肉をゆっくり伸ばして収縮スイッチをオフにすることができます

この静的ストレッチを日々継続すると、筋原線維を縦に増やして筋肉を長くする事ができます

つまり、カラダの硬い人も柔軟性が上がるという事です

この章のまとめ

動いた後の静的ストレッチで筋繊維の結合を防ごう

継続したストレッチは、筋肉が伸びるのではなく、筋原線維が縦に増えて筋肉が長くなる

これによって柔軟性がアップする

ストレッチをすると痩せるのか?

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この質問はよくある奴ですが、結論から言うとストレッチ自体痩せる効果はありません

痩せるという事は、体脂肪を燃焼させることをいいます

一番いい方法は以前にも言っていますが、食事を見直し、有酸素運動や、下半身の筋トレで消費カロリーを増やす事です

普段運動しない人やカラダの硬い人が柔軟性をあげることでこんなことが起こると痩せる方向に持っていく事は可能です

①カラダが硬い人がストレッチをする

②血液循環が良くなる

③疲労物質が除去されやすくなる

④自然と活動量が上がる

⑤消費カロリーアップ

まぁ・・・相当運動していない人はストレッチそれ自体が運動になるので結果的に痩せるのかもしれませんが、普通の人がやっても体重は落ちないと思った方が良いでしょう^^;

もう一つストレッチの痩せ効果の可能性は、部分痩せです

部分痩せは出来ないという事を以前解説しました

特定の部分だけ体脂肪を落とすことができないという事で解説していましたが、筋肉が張っていてそれが原因で姿勢が崩れている個所はストレッチで修正ができるという事です

とくに多いのが太ももの前側「大腿四頭筋」の柔軟性が低下して太ももが肥大して太く見えてしまうというものです

綺麗になるための筋トレがめちゃくちゃ面白く紹介されていておすすめです^^

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出典 『ヘタ筋トレ - 失敗しようがない! - (美人開花シリーズ) 』森 拓郎 (著) も~さん (イラスト)

これは筋肉の血行が悪くなり、うっ血したような状態になるからです

このような硬い筋肉は、ストレッチやマッサージで血行を良くすると、張りが軽減されすっきりします

おすすめストレッチ


筋肉の収縮は運動後だけでなく、デスクワークなど同じ姿勢を摂り続けた場合にも起こります

1日中座りっぱなし、1日中立ちっぱなしの人は長時間下半身の筋肉を動かさないので、筋肉内の圧が高くなり硬くなります(太った人のふくらはぎがパンパンなのはこれが原因)

そのせいで、姿勢が悪くなり、疲れやすいカラダになってしまうのです

特に『お尻』『太もも』の筋肉は硬くなりやすいです

運動後や、お風呂上りなど筋肉が温まっている時に先ほどのおすすめストレッチをしましょう

この章のまとめ

ストレッチだけでは痩せない

ただし、姿勢が整ったり筋肉の張りが取れて痩せやすい体質になる可能性はある

まとめ

『カラダが硬い人は筋肉が硬い(筋肉が短い)』という事を指している

動いた後の静的ストレッチで筋繊維の結合を防ごう

継続したストレッチは、筋肉が伸びるのではなく、筋原線維が縦に増えて筋肉が長くなる

これによって柔軟性がアップする

ストレッチだけでは痩せない

ただし、姿勢が整ったり筋肉の張りが取れて痩せやすい体質になる可能性はある

今日言いたいことはそれくらい

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