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緊張する場面での対応方法

ふくらはぎが痛い・・・

先日の試合で思った以上にふくらはぎが筋肉痛になっています

会場のマットがぬるぬるでかなり踏ん張ってしまっていたのか、思った以上に動いたからそれで筋肉痛になっているのか、気が付かないうちに蹴られて痛くなっているのか・・・・

真相は闇の中ですが、一つ言えるのは「緊張していたから」ということでしょう

みんな緊張してなさそうに見えるのですが、無意識に緊張はしていると思いますよ

そういったことで今回は緊張する場面での対応方法を解説したいと思います

結論からいうと「呼吸です」

詳しい内容を知りたい人は最後までお付き合いください

読むのがめんどくさい人はまとめで

でも今回も最後までぜってぇ見てくれよな!!

無駄な動きを減らす

出典「ドラゴンボール」鳥山明

緊張状態では脳に余計な負担がかかっています

無駄に緊張しているとかなり疲れます

スポーツのパフォーマンスも普段通り発揮することができません

これが緊張

緊張すると体はこわばり動くことが困難になります

そんな時は体を柔軟に保つことが効果的です

体を柔軟に保つことで、脳の酸素効率が上がるからです

脳の神経細胞が1動くのに10使っていた酸素を5に減らすことができれば、少ない酸素でより多く働くことができます

体が硬いということは、体が凝っているということです

硬くなった体を動かそうとすると、脳がいちいち筋肉に「もっと伸びろ!」と強く指令を出す必要があるために、通常よりも余計に力も酸素も使ってしまいます

筋肉量が多い方がいいのも同様です

筋肉がない人が重いものを持つときに、脳は体のバランスをとるために、身体中の筋肉に指令をとばしていかないといけません

そのためにたくさんの酸素を使ってしまうのでやっぱり脳のメモリの無駄遣いをしてしまうのです

動きが悪い、力がないといった状態は老化現象で想像しやすいです

老化現象というのは、筋肉も脳もうまく動かなくなっている状態です

それによって力もスピードも出なくなるのです

身体能力の高さというのは、脳に負担をかける無駄な動きがないことです

緊張して動きが悪い人は・・・

脳のメモリのムダ遣いなのです・・・

出典「HUNTER×HUNTER」冨樫義博

ちなみに老化は日々の鍛錬で予防できるのでこちらを参照

重心を正しい位置に戻し無駄な力を抜く

安西先生のこれが基本だよ^^
出典「スラムダンク」井上雄彦

無駄な力が入っている人ってどんな感じでしょうか?

ガッチガチになっている人?

動きが硬い人?

どうでしょうか?

多くの人は、単に立っているだけでも無駄な力が入っていると言われています

自分が立っている時に無駄な力を使わないで効率よく立てているかというのは普通では自分でわかりません

無駄な力が入っているのかいないのかわかる方法としては、「裸足になって、目をつぶって片足で立ってみる」をするとわかります

やってみましょう

どうですか?

無駄な力が入っていると立っていられないですよ

スマホをよく使う人で姿勢が前屈みになってしまっている人は肩が前に巻いてしまって肩の可動域がとても狭くなっています

そうなると立っているときにはそれを補うために、どこかに無駄な力が入ってしまうのです

今度は、両足で立って、背中の下の方で右手と左手を繋いで、できるだけ両腕の肘から先をくっつけようとしてみてください

肩の位置が頭より少し後ろにいくくらい胸を張ります

体の硬い人や背中に肉がついている人は難しいのでできる範囲で良い

これを、腕や肩甲骨がプルプルするくらいまで頑張ってやると、肩甲骨が動いて重心が踵まで下がります

これをやってから、もう一度目をつぶって片足で立ってみると、前よりも安定感が増しているはずなのでみなさんもちょこちょこやってみましょう

人間の体もこんな感じ

重心をとる運動でバランスを取れるようになる理由は一体なんなのでしょうか?

人間の体は、足、膝、腰、体というふうにだるま落としのように重なってできています

それを、肩を外側に開いて重心を正しい位置に戻すことで、軸が整ったというわけです

このように体が変わると脳も変わります

それは体のバランスをとっているのは脳だからです

脳は賢い器官なので、体が歪んでいればそれを検出しています

そして不安定にならないようにバランスをとりますが、もともとが安定していないとちょっと押されたらよろけます

逆に、体の歪みを矯正すれば、脳はそれにも反応します

楽な姿勢になるといちいちバランスをとるために脳のメモリを使わなくなるので、脳の負担減るわけです

そして少々押されたくらいでは、ぐらぐらしなくなります

よく筋トレを久しぶりにしたり、怪我などでひどい筋肉痛になると、体が思い通りに動かないので、行動するためにものすごくエネルギーを使うという思いをすることがあると思います

脳からしたら相当負担がかかりメモリの無駄遣いになるのです

体が思い通りに動くということはとてもありがたいことなのですよ

なので、体を柔らかくして無駄な力を使わなければ、自分では気が付かなくても、脳の負担が相当軽くなっていきますよ

呼吸法で体と心を安定させる

出典「鬼滅の刃」吾峠呼世晴

ジョジョの奇妙な冒険でも重要視されていましたが、鬼滅の刃で一気にメジャーになった呼吸法

体と脳のキレは超絶関係があって、全身の末梢血管まで酸素効率を上げることで、連動させやすくなり運動パフォーマンスが飛躍的に上がります(これで吸血鬼や鬼が殺せる)

その代表的な方法が呼吸法です(全集中ね)

呼吸法の基本は「深く吸ってゆっくり吐く」ことです(大体わかるよね^^)

それが体の酸素効率をよくします

人間の体は基礎代謝によって一定の酸素を消費します

この基礎代謝で、脳は酸素の供給と消費のバランスを決めるのです

ここでは、脳に理想的な酸素の使い方をインプットすることが大切です

「息を深く吸って長く吐く」を心がけると、酸素をゆっくり押し出すように吐き出すことになります

普通なら、息をゆっくり押し出すことに集中すると、脳も無駄な動きを排除してゆっくり働きます

ここで一回脳の働きをリセットさせて、酸素の状態を安定させます

この工夫によって仕事疲れや勉強疲れを起こさないですみますよ

呼吸に意識を向けると他のことはできなくなるので、呼吸法は脳の働きをリセットさせたいときに使うのがベストです(これがマインドフルネス)

なんだか調子が悪い時は無意識に酸素効率が下がっていることが多いですからね

緊張したときには、呼吸も浅くなりやすいので、脳波のリズムが悪くなります

脳波のリズムが悪くなると、焦って考えることができなくなります

そんな焦っているときにこそ、先ほどの呼吸法で脳のリズムを安定状態にしてあげるといつもの調子のいい状態に戻りやすくなります

いろいろな情報がたくさん一度に入ってきた時こそ呼吸法を用いて王翦のようになるといいでしょう

周りで殺し合いしててもこんなに落ち着くためには呼吸
出典「キングダム」原泰久

動きやすくするためには適度に空腹が良い

空腹は感覚を研ぎ澄ます

脳の働きをよくするには「腹圧」に注意することも大事です

今回の筆者の試合では食事を摂らずに、「少し空腹の状態」をあえて作ったのです(これはよかった)

空腹時の方が、ものを考えたり動いたりするのに適していると言われます

食べすぎてお腹がいっぱいだったり、便秘気味だったりして、お腹が張っている状態だと頭も体も動かないのは皆さん想像しやすいでしょう

お腹が張っていると、イライラしたり、頭に血が回りにくくなります

そしてお腹が張っていること自体が気持ち悪く、気になってしまうため集中できません

当然のことながら、肥満でいつもお腹が出ていたり、満腹になるまで食べるのは脳の健康にとっていい状態ではないですよね

食事は腹八分目どころか、最近では腹六分目が主流です

食事の頻度や量の目安は「空腹感」ということを義理意識しない程度に食べることです

ここでも脳や体に余計な負担をかけないようにしてあげることが運動パフォーマンスを上げるコツです

ついでに言うと、脳の働きをよくするためには朝食は必ず食べた方がいいです

朝食を食べることが体に「これから活動しますよ」と言う合図になるからです

朝食をぬくと前日の夕方から昼食まで15時間くらい空いてしまって低血糖になりエネルギーがもたない人もいます(前日に食べすぎたりした人はこの限りではない)

朝食を食べない人は食べるふりでも良いので、何かガムかなんかを噛むようにしてください

そうすると、体が「活動が始まった」と認識するので脳が動き出しますので

まとめ

体が硬いということは脳にとって負担でしかない

身体能力の高さは、運動系に負担をかける無駄な動きがないこと

脳は超絶優秀なので少しの歪みでも感知してそれを調整する

その時体が硬いと脳からの指令が行き届きにくくなりメモリの無駄遣いをして体のキレが悪くなる

体と脳のキレを上げるには「深く吸ってゆっくり吐く」呼吸法が重要

息をゆっくり押し出すことに集中すると、焦っていた脳も無駄な動きを排除してゆっくり動きます

テンパった時こそ脳を安定状態に戻す呼吸法が大事

お腹が張ると脳の動きや体の動きがすこぶる悪くなるので、空腹を感じないギリのところで食事を調整すると良い

朝ごはんを食べないと脳が活動を開始しない

食べたくない人は噛む動作だけでも脳は活動し出す

今日言いたいことはそれくらい

最後まで読んでくれたあなたが大好きです


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