お風呂の理想的なルーティン
お風呂って大事なんですよ
水戸黄門に毎回お銀の入浴シーンがあるように、お風呂はだいじなのであ
そうはわかっていてもなかなかお風呂に浸かるという人は少ないのが現状です
これを書いてる筆者自身もほとんどシャワーでの生活を送っています
なんだか体調があまり良くないという人は例外なく「睡眠不足」「運動不足」「食べ過ぎ」そして「お風呂に浸かっていない」という条件のいずれかに当てはまっています
なので今回はそんなお風呂から睡眠までの理想的なルーティンから、入浴剤についての豆知識までをふんだんに盛り込んだ記事をお届けしたいと思います
それじゃ最後までぜってぇみてくれよな!!
睡眠までがお風呂です
お風呂は単に汚れを落とすだけだと思っていませんか?
帰るまでが遠足であるように、睡眠までがお風呂なのですよ
そんな中今回は「入浴」「ストレッチ」「スキンケア」「睡眠」をワンセットにして考えていきますよ
これらを組み合わせて実行すれば、それらが相乗効果を生みベストコンディションを目指すことができます
それでは入浴から睡眠に至るまでの理想的な流れやそれぞれのポイントを紹介しますよ
コンディショニングのための入浴は、質の高い睡眠へのつなぎとなります
なので、入浴するなら夜就寝前がおすすめなのです
そして入浴中や入浴後にストレッチを行います
お湯によって温められた筋肉や腱はリラックスした状態にあり、冷えた状態で行うよりも効果が高く、ストレッチで体がほぐされることによって、さらに血行が促進され、入眠しやすくなります
ただし、いくら血行を促進するためのストレッチとはいえ、湯上がりに長時間行うと湯冷めしてしまうかもしれませんのでやりすぎ注意です
体を冷やさないために軽いエクササイズをしてもいいのですが、お風呂から上がってまた汗をかくのもなんだか嫌でしょう
おまけに汗をかくほどの運動は交感神経を刺激してしまうので眠りの質が悪くなります
おまけで・・・
睡眠やストレッチとは直接関係ないですが、入浴は肌の水分を奪うものなので、風呂から上がったら間をおかずに男でもスキンケアを行いましょう
肌のコンデイションが気になる人はスキンケア成分の入った入浴剤を使うのもおすすめです
「入浴」
37〜39℃くらいの範囲で、心地よいと感じる温度に設定していきましょう
湯に浸かるのは15分〜20分くらいで
短すぎると体が十分温まりません
逆に長ければいいと思って長すぎて入るのも、ぬるめのお湯とはいえ、心拍数が上がりすぎて心臓に負担がかかったり、皮脂が落ちすぎて皮膚のバリア機能が無くなり、肌が乾燥してしまいます
湯船の中では、腹式呼吸を心がけると副交感神経優位の状態を作りやすくなり、お腹の筋肉がほぐれるので血流が促進されます
「スキンケア」
入浴中の肌は、湯気や風呂の湯によって水分量が増えます
しかし、湯によって肌の潤いを保つ保湿因子が流れ、ボディーソープなどで体を洗うと皮脂も落ちてしまうため、肌の水分は風呂から出たあとに急速に失われていきます
肌の潤いが残っているのは10分ほどといわれ、それをすぎると入浴前よりも乾燥した状態になって、水分が戻るには2〜3時間はかかってしまいます
風呂から上がると、10分以内に乳液やクリームを塗るようにしたいものです
「ストレッチ」
スキンケア後は、体が温まっているうちにストレッチしましょう
しかし、あまり長時間していると湯冷めして体が冷えてしまい、その後スムーズに入眠できるタイミングを逃してしまうので、部位を絞って効率よく行いましょう
湯に浸かって温まっている状態の方がストレッチ効果が高いので、手首や腕、肩や首など湯船でできるストレッチは入浴中に行うといいでしょう
「睡眠」
ストレッチ後、血行促進された手足の毛細血管から体温が放出されスムーズに体温が下がってきます
人はもともと夜に体温が下がる習性があるので、このタイミングで入眠すればその後ガッツリ深い睡眠に入っていけます
ベッドの中で読書をしたりスマホを見たりするのは寝る邪魔なので絶対やめたい悪習慣の一つです
お風呂で温まるポイント
ここではお風呂で温まるためのポイントについて解説していきますよ
お風呂で最低限押さえておいてほしいポイントとは・・・
・食後すぐの入浴は控える
・毎日お風呂に入るのが良い
・半身浴よりも全身浴の方が体は温まるよ
以上です
それではこれらをもうちょい詳しく解説
食後すぐにお風呂に入ってはいけない問題
入浴して体が温まると、手足など末端の血管が開いて血圧が下がり始めます
このとき胃腸や肝臓などの消化器系臓器は血圧低下を防ごうとして血管が収縮します
つまり入浴には消化器系臓器の動きが鈍くなってしまうので食後すぐの入浴はやめていただきたいのです
毎日お風呂に入るのが良い問題
入浴によって血の巡りが良くなるということはみんな知ってますよね
しかしたまにしか入浴しないというのではあくまでも一時的な現象に過ぎません
だいたい2週間くらい継続して入浴すると、普段から違いを感じられるほどに指先まで血行が良くなってくるのです
しっかりと浸かることを習慣にしてほしい
半身浴よりも全身浴がいいよ問題
半身浴は水圧による負荷が減るので、心臓や呼吸器に問題のある人や高齢者におすすめの入浴法です
しかし、当然のことながら浸かっていない部分は寒い・・・
全身浴に比べて当然体が温まるまでに時間がかかるので、湯に長く浸かりすぎることになりがちです
基本はやっぱり全身浴で、ずっと肩まで浸かるのがしんどい人は半身浴に切り替えていくといいでしょう
入浴剤でお風呂タイムがさらに加速する
入浴剤のお話は前にもしたよねぇ
今回も少し入浴剤について解説していきますよ
入浴剤には、温浴効果を高めて血行を促進する成分や保温効果のある成分、保湿成分などが入っています
また、色や香りを楽しむことによって気分もリラックスできるので、普段よりも入浴やストレッチ効果をアップさせることができます
簡単に入浴剤といっても、市販されている入浴剤にはいろんな種類があります
タイプによって体の温め方は異なり、肌に触れる湯の感触も変わってきます
主なタイプは以下の通りです
清涼系・・・炭酸水素ナトリウム、つまり重曹やメントールなどを配合することでさっぱり感やひんやり感を持たせたものです。
体感としてひんやりするだけで、冷たいわけじゃない。汗をよくかく夏の入浴を快適にしてくれます。
スキンケア系・・・入浴することで全身のライトスキンケアができます。
保湿成分が肌の表面に吸着し、さらに角質層まで浸透することで、入浴後に過度に水分が失われるのを防いでくれます。
日焼けした後の入浴時に使うのも良いでしょう。
炭酸ガス系・・・お湯に溶け込んだ炭酸ガスが皮膚から吸収されると毛細血管を拡張させます。
それと同時に血行を促進しさせます。
体を内側から温めることで疲労や痛みから回復させてくれるやつ。
生薬系・・・生薬、つまり天然の植物などの有効成分を配合したものです。
生薬の種類によって効能は異なりますが、生姜や唐辛子が配合されたものは、じんわりと体を温めてくれます。
また、ハーブ系成分はアロマテラピー効果も期待できます。
無機塩類系・・・温泉に含まれる代表的な成分である硫酸ナトリウムなどが主成分です。
特徴は「湯上りがぽかぽか」するということ。
塩類は皮膚のタンパク質と結合して膜をつくって放熱を防ぐため、入浴後の保温効果が高く、湯冷めしにくいという特徴がある。
それぞれの特徴を知った上で、季節や心身のコンディションに合わせて浸かっていきましょう
まとめ
汚れを取るだけがお風呂ではない
入浴から始まって、スキンケア、ストレッチ、睡眠までがお風呂である
お風呂で温まるコツは、「食後すぐにお風呂に入らない」「毎日お風呂に入ろう」「半身浴より全身浴」
入浴剤は、清涼系、スキンケア系、炭酸ガス系、生薬系、無機塩類系といったような種類があり、用途に合わせて使い分けて入浴を楽しみましょう
今日言いたいことはそれくらい
最後まで読んでれたあなたが大好きです
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