【プロダクトデザイナー】転職後に最速でキャッチアップするためのコツ
こんにちは、HRBrainでプロダクトデザインをしている つーじー と申します!
突然ですが「入社した後にちゃんと仕事できるかな…」という漠然とした不安を持ったことはありませんか?
私は9ヶ月前にHRBrainに入社したのですが当時そんなことを感じてました。
とはいえ2ヶ月ほどあれやこれやと取り組んでいるうちに「ある程度独り立ちできた!」という自信が徐々についてきました。
「入社直後のキャッチアップ早いですね!」と褒めていただくことが何回かあったので、今回はプロダクトデザイナーが転職後に最速でキャッチアップするコツについて、自分が考えていることをお話しさせていただきます!
方向性:どうキャッチアップを攻略するか?
前提として、プロダクトデザイナーにとっての「キャッチアップ」と言っても、色々なことを理解する必要があるなと感じます。
例えばHRBrainでのプロダクトデザイナーを例に取ると
人事ドメイン知識
デザインプロセス
チーム理解
プロダクト知識
などなど、理解・実践したいことはたくさんあります。これに対してどう対処するかというと、「全部のインプットをぐるぐる行き来しながら、とりあえずタスクを始めてみる。」が最適だと感じました。
「とりあえずタスク着手」に関しては以下の効用があります。
業務のゴールが理解できる。
何をインプットすべきか逆算できる。
お尻に火がつく。
「ぐるぐるインプット」に関しては以下の効用があります。
小さな学び同士が結びついて全体像が見えてくる。
調べたり訊いたりしてるうちに、誰が何をやってるかがわかる。
プロダクトデザイナーの方ならイメージしていただけると思いますが、「インプット(リサーチとか)」と「アウトプット(UI設計)」はかなり密接に繋がっており、行き来することでお互いの質が向上します。
上記を踏まえて、やってよかったことをひたすら列挙してみます。
手段1:いろんなMTGにとりあえず出てみる
手始めに入社直後にまだ何もわからない状態でも「とりあえず関係しそうなMTGに全部招待してください」ってことをPdMに伝えていました。
いざ参加してみるとマジで何の会話をしているのかついていけないことがあります。 ただそれもチャンスです!
ここでやりたいことはとしては
どの人が、何をやっているかを理解する
分かんなかったところは持ち帰って調べる
何でもいいから1回以上発言してみる
という感じです。他メンバーを知れて、自分を知ってもらえて、インプットすべきものが分かる絶好の機会です!
手段2:SNS等でいろんな人をフォローしてみる
いざ「頑張って本を読んでインプットしよう!」と意気込んでも、なかなか面倒でハードルが高いですよね。
そんな方にはX(Twitter)等で定期的に情報が流れてくるようにするのがお勧めです。勝手にインプットできるようになります。
手順:
社内のMTGで「この人視座が高いな。」と思う人をSNS等でフォローします。
その人のフォロー先、いいね・RTをまじまじと見ます。
よく頻出する人(例えば人事のエキスパートなど)がいれば、その人をフォローします。
あとは適当にSNSを眺めていれば、視座の一番高い人の情報が勝手に流れてきます。業務ドメインの理解や、業界トレンドを抑える際にかなり有効です。社内のMTGの内容にも少しづつ着いていけるようになります。
同じような理由で
YouTubeにおいても、Newspicks、Abema、PIVOTなどをフォローしておけば勝手に経済情報が流れてくるようになります。
Slackで色々なチャンネルに入りまくると、どこで、どんな人たちが、何をやっているかの参考になります。
情報を浴び続ける上で結局これが一番楽だと感じます。
手段3:プロダクトのウォークスルーをやってみる
弊社のマルチプロダクト体制によるものなんですが、プロダクトの数が多くてそれらをすべて把握するのが困難です。
デザイナー1人1人はそれぞれ担当プロダクトがあるのですが、実際は担当外の他プロダクトと密接に関連していたりします。
自分の担当範囲を遂行する上でも、他プロダクトの主なユースケース・これまでの背景などはざっくりとでも知る必要がありました。
そこで各プロダクトデザイナーに 「Aさんが担当されているこのプロダクトのことをみっちり教えてもらう時間を1hください!」という形で依頼しました。
当時のSlack↓
ウォークスルーを依頼・実施してみて色々な効用がありました。
これまでのリアルな経緯がわかる。
どのプロダクトが、どんな状態で、どこに向かっているかがわかる。
疑問点を解消できる。
どのプロダクトデザイナーが、何を知っているかががわかる。
準備・依頼さえ丁寧にしておけば、みんな快く受けてださるので「やっておいてよかった!」と今でも感じます。
結論:好きな手段でとりあえず暴れてみよう
つらつらと色々お話しさせていただきましたが、別に「これらをそのままやって下さい!」という話では全くありません。
実際にはキャッチアップしていく上での銀の弾丸は存在しないし、
自分も一つ一つの学習をすごく計画的にやっていたわけでもないし、
周囲のサポートがあってこういった取り組みができたと感じています。
とにかく言いたいこととしては「自分が快適に仕事できるようになるためには、色々暴れながらやってみるのが一番よかったよ」ということです。
これは仕事において個人的に心掛けているのですが、
「これやったほうが当然いいよな。でも正直めんどくさいな。」みたいなことで1秒でも悩んだ時は「えーい、やっちゃえ!」と言い聞かせて実行するようにしています。
ユーザーヒアリングのための依頼も、細かい不明点を人に訊くことも、MTGを主催するのも、ちょっぴり面倒に感じる部分もあるんですが、こういう細かい行動が、後で成果物のクオリティに大きく関わってくるなと感じています。
「こうやってみるとキャッチアップ捗るかもなあ。とはいえ面倒だなぁ。」みたいな考えが浮かんだら、とりあえず実行するのがオススメです!
最後に
HRBrainのプロダクトデザインチームは、今後の事業成長や組織拡大を見据えて、体制計画・入社後のオンボーディング体験・各自のキャリアプラン等を常にブラッシュアップしています。
(組織開発計画についてはこちら)
上記のような話題に関心がある方がいらしたら、ぜひ気軽にお話しできたら嬉しいです!