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【カフェ営業記】意外と大切な「コーヒー牛乳」の存在

僕は今、京都でLaughterというコーヒーショップを運営しています。

僕が普段店頭に立っている「Laughter NISHIJIN」は、大きめの焙煎機を導入し、「コーヒー豆をしっかり販売できるお店にしたい」とメニューはシンプルな構成にしています。

その中で、今年から仲間入りしたのが「極みコーヒー牛乳」

深煎りのコーヒー豆60gを贅沢に使用し、超濃厚に抽出したコーヒーにてんさい糖を加えた自家製コーヒーシロップを牛乳で割ったもの。

これがもう絶品で…!コーヒー牛乳と言えば紙パックのものがおなじみですが、あのコーヒー牛乳の極上バージョンですよ!との思いも込めて「極みコーヒー牛乳」と名付けました。
元々は、あまりにも暑すぎる夏の時期をなんとかしなければと始めた夏季限定メニューの一つでした。

なので、他のメニューと同じように夏が終われば終売と思っていたんですが…。
思いのほか好評だったこと、ホットで試作した際に美味しかったことも踏まえ、秋以降も継続販売しています。

お客さんの様子を見ていると、コーヒーがちょっと苦手でカフェオレを選ぼうかという時に、もう少し「甘めのドリンク」として頼まれている感じです。これまで「コーヒーかカフェオレしかないのか…」と思っていた方が安心して頼んでくださっています。

これまでも、コーヒーとカフェオレのメニューを見て「他のメニューはありませんか?」と言われることがありました。外国の方からは「お茶や紅茶はありませんか?」と聞かれることもありましたが、コーヒーを軸としたメニュー構成は崩したくないと思っていた中で編み出したのがコーヒー牛乳でした。

コーヒー牛乳の存在によって、心なしかお客さんの層も広がった気がしています。
こだわりを残しつつも幅の広い層に届くメニューの大切さをコーヒー牛乳で実感したのでした。

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三輪浩朔(みわこうさく)@コーヒーショップLaughter(京都)
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