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僕たちはどう生きるか〜バティストゥータに憧れて〜

 サッカーで使われる用語に『スカッド〔Squad〕』という単語がある。出場機会がほとんどない選手も含めて、チームに登録されている全選手を指すそうだ。

僕が考える『スカッド』は、メンバーの役割を踏まえて作る、組織戦略のようなものだ。スカッドを考えるとき、僕の頭のなかには、レーダーチャートが現れる。

パスやドリブル、シュート、ディフェンス、耐久性、俊敏性など、選手の特徴を項目ごとに数値化している。さまざまなレーダーチャートを持つ選手がいることで自組織のスカッドが作られる。

例えば、僕が好きにサッカーチームを作ることができるとする。

やっぱり、メッシは入れておきたい。
他にもロナウド、ロナウジーニョ、ジダン、ジーコ、マラドーナ……
世界中のスター選手が欲しくなる。

でも、強力なスカッドをつくるために忘れてはいけないことがある。

スター選手を集めたからといって、強い組織になるとは限らない。
強い選手がいることで、チームの力が最大化する場合もあれば、逆にチーム力が落ちてしまう場合もある。

メッシがいることで、他のメンバーがメッシに気を遣い過ぎてしまったら、
チームとしての力が発揮されない状況が生まれてしまう。

2022年ワールドカップ。
ポルトガル代表がまさに、その状況だった。

クリスティアーノ・ロナウドに気を遣いまくる若手選手たち。
自分たちが小学校のときからエースとして活躍していた人と同じフィールドで戦うのだから無理もないのかもしれない。しかし、その状況が生まれてしまうとチームの力が最大限に発揮されない。
ポルトガルは、チーム力を発揮することができずに敗れた。

優勝したアルゼンチンにも、スター選手がいた。メッシだ。
ポルトガルと同じ状況なのに、アルゼンチンではスカッドが上手くハマっていた。

これは、すべて僕の解釈だけど……。

最近、僕は「つぶだてる」の『スカッド』について考えている。

てるが2月で卒業し、さきてぃが入社した。彩乃ちゃんサキティのふたりが、今めちゃくちゃシナジーを発揮している。同世代のふたりは、横浜・福岡と離れてはいるけれど、日々話し合いながら、クロスオーバーで仕事を進めてくれている。

まだ、小さな組織だからこそ、業績に直結する仕事だけではなく、組織を作っていくミッションも一人ひとりが持っている。ふたりで楽しんでやってくれていることが嬉しい。

「仕事のことでよく泣くんです……」と言っていたさきてぃが、入社して1カ月、涙を流すことなく「楽しい!」と言ってくれたことが嬉しかった。

去年8月に入社して、グイグイ仕事を進めている彩乃ちゃんが、頼もしい。若い頃の自分を見ているようだ。そんなことを言ったら彩乃ちゃんは嫌がるだろうか……笑

僕も負けてはいられない。
「つぶだてる」の『スカッド』を、強くしていく。

サキティ + 彩乃ちゃん + 僕 = つぶだてるの組織力

1+1+1=3 
じゃなくて

1×1×1=1
では、マズくて 

(1+1)×1=2
でもない。
僕はさすがに「1」では、ない!ないはずだ!「3」と置いてみる。

(1+1)× 3 = 6
いい感じだ。

「1」が「2」や「3」になれば、みんなの力がかけ合わさって、大きな力が生まれる。

僕は個の成長をサポートする。
僕自身も成長し続ける。
そして、つぶだてるのスカッドを強くする。

僕は、ロベルト・バッジョに憧れている。
奇想天外な発想で、見る人を楽しませるファンタジスタ。
憧れてはいるが、僕とはプレースタイルが違いすぎるかもしれない。

ならば、ガブリエル・バティストゥータになりたい。
パワープレイでゴールを取るタイプだ。
僕の思考は割と近い気がしている。
バティストゥータは、こんな言葉を残している。


「ゴールがあるから蹴るんじゃない、俺が蹴るからゴールがあるんだ」



僕らのスカッドに加わってくれる仲間を求めています。サッカーが好きな人もそうでない人も、一度話してみませんか。
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(インタビュー・文=さおりす)      


僕の自己紹介はこちらを読んでいただけると嬉しいです。


最後に
キャリア相談も、お気軽にどうぞ!


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