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取り敢えず、お互いに。
父が6月に緊急入院することになりまして、その原因は糖尿病でした。
数年前にバイクの運転免許証を返上したので病院に通うのが面倒になり、「治った」と斬新な大嘘をぶっこいて通院を勝手に止めていました。
ちゃんと通ってこそ抑えられていた糖尿病の数値であり、投薬しなければ必然的に悪化するもので。
若い頃からお酒大好き♥で来ていましたから、飲酒をせめて程々に押さえていないと、糖尿の方も腕まくりでハッスルするもので。
もちろん押さえた生活をするはずもなく、以前の通院で押さえられていた糖尿の数値は6月に「時は来た」っとなり、お友達の肺炎を連れて来て父に仮のとどめを刺したのでした(笑)
驚愕の回復力により約2週間の入院で退院し、自宅で約1週間療養してから今に至り働いています、すんごい81歳です。
母と自分が強制的に付き添うことで、毎月1回の通院も免れられない憂き目に遭っていますが(笑)
投薬はするとして、血糖値の測定も欠かせません。
今までは朝晩、指に針を刺してプニっと血玉を作り、測定器で血糖値をチェックし手帳へ記録していました。
ここに革命的なアイテムが登場!!
テッテレレッテ、テーテーテー♪ (便利グッズ紹介時に流れる音楽)
針を内蔵しているパッチを腕に貼り、専用機またはスマホにダウンロードしたアプリで読み込むことで、血糖値を測定できるというアイテム。
これで「指に針の刑」をせずに、スマホに記録されるのです!!
「指に針の刑」で手帳に書いていた時、たまに「きょうは食べ過ぎちゃったから、200超えちゃったけど、150くらいに・・・」と小声で呟きながら改竄することが不可となりました。
読み込んだ数値は病院にも届きますし、アプリをダウンロードしたので自分にも届きます。
(通常は100位)250を超えた時には、父のスマホに不愉快なメロディが流れる設定にしたので、先日久しぶりに250超えを記録した際に「なんなんだあれは!!」とキーキー言っていました、ウヒャヒャヒャ!
そして母。
先だって青森の山登りツアーに参加すると語っていました。
早ければ今時分、青森の山には雪が積もっている可能性があるでしょうし、父と同い年なので諸々の万が一も心配。
そこで、母のスマホを奪い取ってGPSのアプリ設定をしました。
簡単なアプリの使い方の説明をしましたが、「ははぁん、便利ねぇ、怖いわねぇ、凄いわねぇ、分かるのねぇ」と半目で自分の話を聞いていました。
母が元気に旅行へ出掛けていったので、GPSを起動させたら何かの乗り物に乗っているせいで凄いスピードで移動している母、ノロノロ徒歩移動している母が表示されて面白い。
山登りをしている様子、ホテルでのんびりしている様子が分かり、事務所で仕事をしたりしながら見ていましたが、帯同しているような気分になれるものです。
最終日は徐々に実家に近づいて来る母も見られてひと安心でした。
ついでに父のスマホに入れて見ましたが、実家と職場の往復のみで面白くはありませんが、これはこれで安心出来ます。
逆に自分の様子を母が見ることがあるようで、自分は使ったことの無いメッセージ機能で「大好き」と送られて来て驚きました。間違えたところを触っただけと思いますが、使いこなせているのなら凄いわぁと思います。
入院により嫌がっていたスマホを持つことになった父。
数年前には操作出来ないだろうし疲れるからイヤ!!と言っていた母。
それが今や、実家へ行くと父は「ピッ」と血糖値を計り、母はLINEに夢中でスマホを握りっぱなし。
上っ面だけデジタルと融合している両親ですが、生活が多少便利になったことに満足なご様子。
上記のリブレは今年の12月にはスマホをかざさなくても、Bluetoothにより1分おきに勝手に計測してくれるように格段の機能アップ予定。
母はスマホがボロくなってきたからと、機種変更をするかどうか思案中。
上っ面デジタルも、その面の皮は勝手に厚くなるものですねぇ。
そんな自分は両親に比べたらスマホは使えますが、パソコンの方が好きです。
急激に進んだ老眼に、スマホは優しくないんですもの(笑)