サミゾノタカシ

演劇と島が好き。

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マガジン

  • 正直者達10発目「健康で文化的な最低の演劇」

    正直者達10発目「健康で文化的な最低の演劇」に関連する投稿をまとめたマガジンです。

  • Not in service#6「JPN」

    Not in service#6「JPN」出演にあたってつらつらと文章を書いてみました。

  • 正直者達9.9発目

    2022年3月19-21日に、私が主宰する劇団、正直者達で「いじわるver.0」という公演を新宿シアター・ミラクルにて上演します。 その公演に向けたコラム集です。

  • 酒の思い出

    演劇企画CaLの公演「白と黒」に出演させていただくにあたり、酒の思い出を書いていきたいと思います。

  • 気象予報士を目指そう!

    島と海と山が好きな筆者が気象予報士を目指そうと勉強を進める記録です。現在進行形。

最近の記事

「いっかいやすみ」出演にあたって

正直者達のサミゾノタカシです。会社員をやりながら、演劇ユニットを主宰したり、台本を書いたり役者をやったりしています。 で、今回はご縁をいただいてポッキリくれよんズさんの第8回公演「いっかいやすみ」に出演させていただくことになりました。今週末が本番です。 話が早い人は以下予約フォームよりぜひご予約くださいませ。7/12(金)〜14(日)@シアター711(下北沢駅徒歩8分)です。とくに後半の回がまだまだ席に余裕があってオススメです。 話が早くない方は、この後の記事もぜひお読

    • アンケート考察

      本稿では、正直者達10発目「健康で文化的な最低の演劇」のお客さまからの評判について考察してみたいと思います。 対象とするのは以下。 Xでの感想ポスト 紙でのアンケート Xでの感想ポスト勝手ながら、まとめさせていただいたのがこちら。 https://togetter.com/li/2341065 まとめきれていないのもあるが、今回は初めてご覧いただいたお客さまからの感想も多かったのが嬉しかったなあと。総じて好評だったようで(イヤな思いをした人は感想をかかないというのは

      • 各種データ(動員数、各ステ比率、アンケート回収率、キャッシュレス比率、予約数推移等)

        まずは、今回の公演に関して、基礎データをまとめておきたいと思います。諸元と公演記録を大公開です。 諸元公演名 正直者達10発目「健康で文化的な最低の演劇」 公演期間 2024年3月15日(金)〜 17日(日)  ※仕込み14日(木) タイムテーブル 15日(金) 20時 16日(土) 13時、18時 17日(日) 13時、16時 会場 中野スタジオあくとれ 料金 一般 3500円 学生 2000円 高校生以下 500円 リピーター 500円  ※当日、前売

        • 「健康で文化的な最低の演劇」を終えて(まとめ)

          正直者達10発目「健康で文化的な最低の演劇」終演しました。主宰・脚本・演出のサミゾノタカシです。ご覧いただいたみなさま、役者・スタッフ・関係のみなさまどうもありがとうございました。みなさまのおかげで公演が完成しました。 さて、どこまでまとめられるかわかりませんがこの公演の振り返りとして、いくつかのことをまとめておきたいと思います。 書き出してみたらそれぞれ1記事にした方が良さそうなので、この記事自体は目次のようなリンク集としておきたいと思います。随時追加予定です。 運営面

        マガジン

        • 正直者達10発目「健康で文化的な最低の演劇」
          8本
        • Not in service#6「JPN」
          3本
        • 正直者達9.9発目
          4本
        • 酒の思い出
          4本
        • 気象予報士を目指そう!
          11本
        • みちのく一人旅
          3本

        記事

          知ってたらより楽しめる(かもしれない)元ネタ・背景集

          正直者達10発目「健康で文化的な最低の演劇」いよいよ今週末開演です。 演目については先日の記事にて公開したところですが、各演目について、知っていたらより楽しめる(かもしれない)元ネタ(というか、土台となった私のバックグラウンド)について、書いておきたいと思います。 ぶっちゃけネタバレも含まれるので、まっさらな状態で作品を楽しみたい方は以下は読まないことをおススメします。 一回警告はしましたからね。では次の画像以降に書いていきます。 元ネタ・バックグラウンド集リンク集み

          知ってたらより楽しめる(かもしれない)元ネタ・背景集

          演目紹介

          先日は、今回公演ではボツになった台本をご紹介しました。こちらもありがたいことに「みたい!」という声をいただいております。が、やらないよ。 本記事では、採用されたほう、上演予定の「演目名」をご紹介したいと思います。上演演目名はこれだ! オープニング サラリーマンの小さな夢 女子高生の幸せについて 煮るなり焼くなり 12人のチビれる男 踊らない大捜査線 激論 パフューム ー地獄篇ー 贋作 ドライブ・マイ・カー さだまさしの好きな声のデカい奴 脳死中年男性の

          ¥0〜
          割引あり

          公演がおわって考えた ー正直者達7発目「追われる二兎」を振り返ってー

           ※2018年5月27日、7発目の公演終了後に書いた記事のリライトです。 正直者達7発目の公演は、2018年の5月11日と12日、今からおよそ6年前に吉祥寺は櫂スタジオにて行った。ごくごく人数を絞って、言いたいことが言い合えてそれを実現できるメンバーでやれば、濃密でオモローな公演ができるのではないかと考え、中野さん(※中野直重(中野直重興業))と二人芝居をやることにした。 なんとなく、自分の嗜好が社会に受け入れられない、それを自覚していたりしていなかったりして、社会のすみ

          公演がおわって考えた ー正直者達7発目「追われる二兎」を振り返ってー

          ボツ台本紹介

          今回、正直者達10発目「健康で文化的な最低の演劇」をやるにあたっては、本当にたくさんの台本を書いた(自分比)。75分程の公演だというのに一時期70000字近い台本になっていた。そこから泣く泣く絞りに絞って上演台本を決めた(演目はそのうち事前に紹介したいと思っています)。 上演予定の台本を公開するのは流石にアレだが、せっかくなので、ボツになった方の台本がどんなものだったかを一部紹介してみたいと思う。この先やるかもしれないけど二度と日の目を見ないかもしれないからね。 まずはタ

          こんな役をやってほしい②

          3月にやる舞台、正直者達10発目「健康で文化的な最低の演劇」の役者紹介後半編です。 前回はあいうえお順で先に来る4人を紹介(想像)しました。なんでこんなものを書いているかも書いているので気になる方は前半もぜひお読みください。 この記事は後半編ということで、残る4名を紹介します。どんな役、ストーリーをやってもらうのがいいか考えてみました。(本編ではこんな役はありません) 寺尾みなみ【こんな役をやってほしい】 ギャル行商。でっかい背負子を背負って外房の港町から今日も私は私

          こんな役をやってほしい②

          こんな役をやってほしい①

          正直者達10発目「健康で文化的な最低の演劇」を3月にやります。 どんな芝居なのか、不安に思う方もいると思います。正直者達をご覧いただいたことがない方だと特に、リスクの高そうな芝居だな、と思われるかもしれません。 そんな方に少しでも事前に雰囲気を想像いただき、観劇の判断の参考にしていただければと思い、どんな役者が出演するのかを紹介したいと思います。 今回も多様で魅力的な役者さんに出ていただくことができましたので、それをお伝えできればと思っています。 ただ、普通に自己紹介を

          こんな役をやってほしい①

          2020ネンマツ?

          8月に私が出演する芝居のタイトルだ。 9文字のシンプルなタイトルだが、色々なことを想起させてくれるふしぎなタイトルだと思う。 2020ネンマツ ネンマツというのは、辞書で調べてみても「年末」しか出てこないので年末のことを指しているのだと思うが、カタカナで書かれていたのでついそこで立ち止まって2020年の「年末」のことを思い返してしまった。きっと「2020年末」と漢字で書かれていたら単純に字面を前から追って、「2020年」の方に意識がいってしまい年末のことまで思い返すことは

          2023GWについて

          ツイてない今年のGWは釣り尽くしになるはずだった。当初の予定では 29日 葉山 30日〜1日 神津島 2日 浦賀 6日 鎌倉 でそれぞれ釣りをする予定であった。自分でもやりすぎィ、と引くくらいであった。しかし、結果からすると 29日〜1日 神津島 2日 浦賀 以上である。すくな・・・あれ?4日間はやってるな。行先が2箇所に減りこそすれ。ほんとに中止になったのは6日だけであった。 もう少し詳しく説明しておくと、29日は葉山が強風のため出航できなくなったので神津島

          2022年を振り返って

          あっという間に一年が経ってしまった。コロナの自粛生活から、やっと少しずつ日常が戻ってきた一年だったように思う。あとは普段のマスクを外すだけ。来年こそはコロナ前の日常を送れるようにしたいな。 年末なので今年何があったか思い返していたが、あれも今年だったのか、もっと前のことだと思っていた、ということが結構あった。考えてみると色々手広く手を出した一年だったように思う。 結婚4月に結婚した。人生というスパンで見ればこれが今年一番大きいイベントなはずだが、何か変わったわけでもないの

          2022年を振り返って

          Not in service #6 「JPN」出演します④

          Not in serviceの主宰・脚本・演出である村岡さんの本質は「優しさ」なのではないかと思うことがたまによくある。サイコホラーと銘打っている本作においてもそれが垣間見られるかも?10/15-16@ウエストエンドスタジオ(新井薬師と中野の間くらい)。ぜひ見に来てください。 今回は本作品の(私が勝手に選んだ)4つのキーワードのうちの最後の1つ、「元彼」をテーマに書いてみたい。 元彼本作品において、かなり重要な要素であるこの単語について、何を書くかはとても迷った。「元カノ

          Not in service #6 「JPN」出演します④

          Not in service #6「JPN」出演します③

          10月になりました。一年で一番過ごしやすい季節と言ってもいいですね。アウトドアを楽しみたくなりますが、室内でこんな芝居を見るのも悪くないですよ。 2回にわたってJPNのキーワードにまつわる話を書いてきました。 今回は3つ目のキーワード「団地」について書いてみたいと思います。 団地正確にいうと団地ではないのだけれど、今回のJPNを読んで、団地、といってまず思い浮かべたのは、小学校の時住んでいた大阪のマンションでした。30年も前のことで、かつその時点である程度築年数は経って

          Not in service #6「JPN」出演します③

          Not in service #6「JPN」出演します②

          作演の村岡さんと大喧嘩をしました。 どんな一文を頭に持ってきたら少しでも興味を持ってもらえるかな、と思って考えてたんですが、この考え方って虚言癖の始まりだな、と。しかもまあロクでもないことしか思いつかない。「乗ってた船が沈没しました」とか「株で3000万すりました」とか「父親が二人いることがわかりました」とか。ロクでもない上に、俺が少しでも発信力があったら今のクソご時世では「実際そうなった人の気持ちを考えたことがあるのか」と叩かれたっておかしくない。 なんてことを考えて、自

          Not in service #6「JPN」出演します②