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音楽大学・音楽高校受験のレッスン生が増えてきました(ツキイチレッスン)
1ヶ月に複数回開催しております「トランペット ツキイチレッスン」。内容自由の単発参加型なので、初心者から経験豊富な方まで様々なレッスンをさせていただいております。
音大音高受験生のレッスンが増えてきました
中でも最近増えてきたのが音楽大学や音楽高校など受験対策のレッスンです。他にも、教育大学の音楽専修や、部活動が盛んな高校や音楽コースのある高校の入試時にトランペットのソロを演奏する方がツキイチレッスンにいらしてくださっています。
こうした入試に向けて練習を進めている中高生に、「入試はコンクールとは違う」というお話をよくしています。
入試とコンクールの違い
入学試験は「入学してから授業やレッスンについていけるか」を確認する場です。課題のソロ曲や音階などは、その学校が求める「最低限のレベル」に到達しているかを確認させてもらうためにあります。学校によって求めレベルが異なるため、入試の内容も学校や専攻によって内容が変わるわけです。
一方でコンクールというのは競技です。順位を付け、優勝だとか1位とかを決めます。
これらの最も大きな違いは、入試の受験生同士の比較はしない、という点です。あくまでも各個人の技量が求めているレベルに達しているかを確認するだけです。もちろん、東京芸大のように定員以上の受験生がいる場合は、レベル達成者の中から上位を合格としますが、今の時代は他の音大(特に私立)はそこまで高倍率の受験になることはほとんどありません。
まずは学校のレベルを調べる
ですので、受験生は進路を考える際、まず目指したい大学や高校を決めるところから始まります。習いたい先生がいる、カリキュラムが魅力的、卒業後の進路や身につけたいスキルが具体的にある、施設の充実度、通いやすさ、学費などその学校を志望校とした理由は人によって様々でしょうが、その大学がどの程度のレベルを求めているかを必ず調べることが大切です。トランペットの課題曲だけでなく、楽典や聴音などの過去問題なども必ず確認するようにしましょう。
また、夏期・冬期講習会などにも参加して自分が授業についていけるか、クラス分けテストで平均以上に行ける(行けそう)かを確認することも大切です。
早め早めに動き出しましょう
そうなってくると、調べるだけでも時間がかかるし、トランペットが上手に吹けるだけでは音大や音高受験は通用しないこともあります。ですので、できるだけ早め早めのスタートをおすすめしています。
例えば音大受験でしたら中3から高校1年の最初くらい、音高受験なら小6から中1の最初くらいにはレッスンを開始できると基礎から落ち着いて身につけることができて計画的に進めることができます。
そのためにもまずは早めに進路相談として親御様もご一緒にツキイチレッスンにいただきたいです。音大、音高に行きたいけれど大丈夫か、どんなことをすべきかなど具体的にお話できます。
親御様がお忙しく同席できないようでしたら後日メールなどで相談しながら、という形でも構いません。
ツキイチレッスンのお申し込みはこちらからお願いしております。
ツキイチレッスンのお申し込み時にコメントを添えることができます。そこに受験に関するご質問や現状を書き込んでいただいても構いません。
ということで、受験希望の方のご参加もお待ちしております!
荻原明(おぎわらあきら)
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