超人気コラム(料理に関するコメントお待ちしています)DAY165.朝ドラ・エール・裕一「こっちは結婚以来八丁味噌攻撃喰らってますからね。」それでは赤味噌の話をしてみましょう。ドラマの間違い捜し、豊橋の人は八丁味噌という言葉は使わない。
裕一「嫌ってことはないですけど、毎日はさすがにきついっすよね。」白味噌が恋しいという事でしょう。
ドラマに出てきたこんなやや細い五平餅は見たことない。また、一般家庭で五平餅をつくる家は極めて少ないです。愛知県内で長野県との県境エリアのお家で、五平餅を頂いた事がありますが、赤味噌ではなくクルミと甘ダレで外側を包んだものでした。ここ5年ほどですかね、東京でもよく五平餅を売っているのを見かけるようになりましたね。
赤味噌が好きか嫌いかと考えてしゃべったらメチャクチャに話はなってしまう。まず、朝ドラでなぜか八丁味噌と言っているのは変。豊橋で八丁味噌という言葉は使われない、赤味噌と言う。八丁味噌っていうと岡崎のイメージがしてくる。豊橋は愛知県の南エリア、岡崎は真ん中エリア、名古屋は北エリア。豊橋、岡崎が赤味噌というのはわかる。名古屋はなぜ赤味噌なのかなという感じ、白味噌でもよかったような気がする。豊橋、岡崎が赤味噌が自然な最大の訳は、三河湾でアサリがめちゃくちゃ取れるのが原因と思う。アサリを簡単に食べる方法として水にアサリを入れ、沸騰させ、赤味噌をお湯に溶く、これだけで味噌汁がビシッと決まる。これを白味噌でやって比べてみれば、一目瞭然の味の差で、赤の勝ち。では、シジミで同じ事をしてみれば、白味噌ではビシッと味が決まる、赤味噌ではずっこけ味。だから、豊橋や岡崎ではしじみを食べることは極めて少ない。このアサリ説は私の私見ではあるが極めて面白い解答ではある。実際の所、なぜここが赤味噌エリアなのか不明。
名古屋の赤味噌文化はもうバカ、
バカの真骨頂は味噌カツ、赤味噌ベースのソースを作り上げ、カツにかける。豊橋の人は基本しない、ソースカツが普通。名古屋はそんなにアサリ食べれないと思うけど、なんで、こんなに赤味噌文化なのかわからんし、味噌カツ食べないと生きた気がしないレベルまでに人間が仕上げられたのか不明。
で、三重県に行くと、この赤味噌用の豆を使って醤油を作るという文化圏になる。伊勢うどんというかなり不人気なうどんがある。地元の人も伊勢うどんが他県の人が好まないのはよく知っている。
伊勢うどんは太くてコシのない麺で黒いつゆが入っている。この黒いつゆが赤味噌用の豆を使った醤油ベースなのだ。これの特徴は初めて食べた人は美味くない、2回目の体験からやみつきになるという特徴がある、喉にひっかかる癖になるモノがあるのが特徴。
私が知っている赤味噌うんちくもこの辺まで、詳しい話が出来る人はコメントなどお寄せください。
今日も世間話です。本来、お伝えしたい話はDAY159でやった交通事故削減と大津交差点死傷事故冤罪説とウチの街のひどい市役所の話と二酸化炭素削減です。