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イギリス散歩 〜チェルトナム Cheltenham 〜ヴィクトリアンハウスと最高ビストロ
今日はチェルトナムをご紹介します!
チェルトナムの街歩き
チェルトナムはウェールズにほど近い西イングランドの街。西方面のコッツウォルズの村を回る起点ともなります。そのため、チェルトナムの街もコッツウォルズのはちみつ色の建物がたくさん。
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温泉があったこともあり、保養地でも有名です。今は競馬でも有名。
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この日はメインストリートのプロムナードでアンティークマーケットをやっていました。このマーケットの様子は別記事の買い付け日記をご覧くださいね。
さて、ご紹介しといてなんですが、チェルトナムはぶっちゃけこれくらいしかないです笑。ここまで来るなら是非ともコッツウォルズの村々に足を伸ばして欲しいですね。ペインズウィックやストラウドなどオススメです。
さて、そんなチェルトナムでもおすすめのスポットはあります。
ホルスト博物館
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作曲家グスタフ・ホルストの家を、ホルストの資料や生活当時のものを展示した博物館。グスタフ・ホルストといえば組曲「惑星」で有名ですが、みなさんホルストがイギリス人だってご存知でした?私はドイツ人だと思ってました。笑
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クラシック音楽は好きですが、ホルストはう〜〜〜んな私にとって、こちらの博物館の魅力はやはり、ヴィクトリア時代の生活が見られること。最初に地下のスペースで簡単な彼の生涯を辿ったら、自由に散策開始です。
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特に大きなお屋敷というわけでもなく、典型的なタウンハウスというのがまたいい。キッチンや使用人ルームなどは当時の料理や家事の様子が再現されています。
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ホルストが実際にこの家に住んでいたのは幼少期の数年だけでした。その後他の人の手に渡っていたのですが、ホルストが住んでいた家とわかりホルスト博物館にすることになり、ホルストの家族から遺品が寄贈れました。
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1階が実際にホルストが使っていたものが展示されている部屋です。こちらはホルストが実際に使っていたピアノ。
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ホルストは最初ピアニストを目指していましたが、手の神経炎でピアニストを断念。こちらはそのホルストでも弾きやすいようにと、ピアノの弦が2本になっています。(普通は3本)ちょっと軽いタッチになるそうで、このピアノは普段触ったらダメ、と書いてあるのですが、スタッフさんが「触っていいよ!」とおっしゃってくれて、恐れ多くも触らせていただきました!とは言っても私がピアノ弾いたのなんて何十年も前のこと。鍵盤のタッチなんて忘れたよ…。心なしかちょっと軽い気はしたかもしれない。
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そんなことより私はこのピアノの美しさに惚れ惚れ。美しいオープンワークが施されたこちらは、燭台を置くためのところ。電気がない時代だったので、ここに燭台を置いて鍵盤を照らしたわけです。
インスタグラムではこのピアノを弾くホルストの音色のビデオがあります。
フレンチビストロ “Petit Coco Bistro”
紹介記事を書いてるくせにぶっちゃけますが、チェルトナムはあまり見るところがない!でも、このレストランに来るためならチェルトナムまた来ていいかも、と思えるくらい惚れ込んだレストランがあります。それがこちら、プチ・ココ・ビストロ。
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隠れ家みたいな地下にあるこじんまりとしたレストラン。わかりにくくて一度通り過ぎてしまったほど。でも、ここはパリなの⁉︎ と思えるくらい素敵空間。
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本当にパリの路地裏のビストロにいるみたいな感覚。そんなパーフェクトなビストロにパリで出会ったことないので理想ですけど。でもそれくらい理想のビストロなんです!星タイルも素敵!
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家具はアンティーク、インテリアもシャビーな感じが素敵。壁には往年のフランスの俳優たちの写真が並びます。
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雰囲気だけでなく料理もほんっとうに美味しい!いいところでは肉を頼むと決めている私。牛ヒレ肉をオーダー。これがもう、完璧の焼き具合。完璧なミディアムレア。(イギリスは普通ミディアムレアと言ってもミディアムになりがちだけど、ここはちゃんとミディアムレアだった!…とうちのフレンチ相方が申しております。)
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もう本当に、雰囲気、サービス、食事、何もかもが最高だった…。うちの近所にあったら間違いなく毎月通ってる。経済的に余裕があったら毎週行きたいくらい。それくらい好き!
なのに!ここに来るほどチェルトナムが魅力的でないのが残念!笑 ブライトンやヘイスティングスなら一年に1〜2階は必ず行くけど、チェルトナムはどうもそういう街ではない感じ…。でも本当に、このレストランに来るために戻ってきてもいいかも、と思うほど大好きなレストランでした。切実にロンドンに来てほしい。ちなみにお昼のセットメニューは2コースで£20!(私たちがオーダーしたのはセットメニューではないです)