【皆で未来をつくる その15】
「農林漁業従事者」の中の「林業従事者」の中の「伐木・造材・集材従事者」の定義
引用元:総務省HP(https://www.soumu.go.jp/main_content/000661290.pdf)
「農林漁業従事者」の中の「林業従事者」の中の「伐木・造材・集材従事者」が、SDGsで示された未来のためにできること 3例(理由付き)
①D材やC材も集めて、自然を教育する材料として再利用する。あるいは、アップサイクルをして独自の付加価値をつける。美しい森林には、放置された倒木は無いものだと思います。
⇒グローバル指標12.8.1「(i)地球市民教育、及び(ii)持続可能な開発のための教育が、(a)各国の教育政策、(b) カリキュラム、(c) 教師の教育、及び(d)児童・生徒・学 生の達成度評価に関して、全ての教育段階において主流化されているレベル」に貢献する。
②砂漠化や干ばつした地域、洪水の影響を受けた土地などの劣化した土地を再生させるような仕組みの構築団体を立ち上げて、これまで培った専門性を地球上の土地の復活に力を使う。
⇒グローバル指標15.3.1「土地全体のうち劣化した土地の割合」の削減に貢献する。
③密猟を禁じる活動・排除する活動・撲滅させる活動を実施する。
⇒グローバル指標15.7.1「密猟された野生生物又は違法に取引された野生生物の取引の割合」に貢献する。
皆で未来をつくるシリーズの説明
定義には、総務省にて平成21年12月に統計基準設定された「日本標準職業分類」から引用して、大分類・中分類・小分類のそれぞれの説明を記載しています。
合計で329種類の職業があり、平成21年時点では全職業を網羅的に分類したもので、平成21年以後に増えた職業も、「その他の○×」といった分類がありますので、現時点でも全ての職業がどこかにあてはまることになります。
網羅的であることが、全人類に向けて(おおげさですが、本当!)発信しているSDGsの本意をくみ取ることができると考えています。
「誰一人取り残さない」ためには、「(富の分配をする側の人は)誰一人他人事にしない」ことが重要ですので、それを愚直に実現するために、先頭に立つつもりでこの連載をしていきます。
「グローバル指標」とは何かについては、追って説明しますが、SDGsを測定するために公表されている指針であり、SDGsアクションをするに当たってきちんとした理由・裏付けになるもの、とだけご理解ください。
「SDGsで示された未来のためにできること」には、私の強い想いを込めています。
今までの常識から考えると、「なぜそんなことをしないといけないの?」や、「それはNPOとかがすることでしょ?」と思う方もいるでしょう。しかし、その考えはもう変えなければいけません。
誰かがやっていれば問題にならなかった昔。
皆でつくってゆかねばならない未来。
あなたは、当事者になってくれますか。
用語の意味
【さばくか】(砂漠化)desertification・・・乾燥地域、半乾燥地域、乾燥半湿潤地域における気候上の変動や人間活動を含むさまざまな要素に起因する土 地の劣化。<砂漠化の影響を受けやすい乾燥地域は、地表面積の約 41%を占めており、そこで暮らす人々は 20 億人以上に及び、その少なくとも 90%は開発途上国の人々である。砂漠化は、食糧の供給不安、水不足、貧困の原因にもなっている。砂漠化の原因として、「気候的要因(地球的規模での気候変 動、干ばつ、乾燥化など)」と「人為的要因(主に人口増加、市場経済の進展、貧困などのために生じる過放牧、森林減少(薪炭材の過剰摂取)、過耕作 など乾燥地域の脆弱な生態系の中で、その許容限度を超えて行われる人間活動)」の二つが挙げられる。>参照:環境省自然環境局 (https://www.env.go.jp/nature/shinrin/sabaku/index_1_2.html )(最終アクセス:2021 年 4 月 27 日)
【かんばつ】(干ばつ)drought・・・⾧く雨が降らず、田畑の水が枯れること。ひでり。<非定常的な干ばつを受けた地域は土壌への影響も考えた対応が 必要となり、安定した生業を構築しにくいかもしれない。>
【みつりょう】(密猟)poaching・・・猟を禁じられている鳥獣をひそかにとることや、鳥獣保 護区で猟をすること。<密猟者は、法を犯しているという点を深く考えるべきである。現行の法 がもし不具合を生じさせているのであれば、正当な方法で対応すべきだろう。>
留意点
・用語の意味の凡例パターン1:【よみ】(用語または単語)英語・・・意味<使用例>
・用語の意味の凡例パターン2:【英語略称】(日本語読み)英語・・・意味<使用例>