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人って「なまもの」なんですよね

こんにちは、當山です。

久しぶりに記事を書いています。
代表をしている法人の決算やら、企画のことやらで
ちょっと手一杯になっていました。


頭の片隅には、「最近note書けてないなあ・・・」と思いながら。
忘れてはいませんでしたよ?(笑)

多分、ちょっと前の僕なら「書いてない!!!やばい!!書かないと!!!」って、何かに取りつかれてるんかと思うくらい、恐れの気持ちから書いていたと思うのだけど、
恐れから書いても良いものにはならないだろうなあなんて、言い訳がましい自分も出せるようになったので、良しとしましょう(笑)


最近読んだ本が久しぶりに自分にヒットしまして。
臨床心理士・東畑開人さんの最新刊『雨の日の心理学 こころのケアがはじまったら』という本。

出版社であるKADOKAWAさんのnoteにて、まえがき前文公開しておられたのでシェア。

いや~、あっという間に読んでしまいました。

東畑さんの本は何冊か読ませていただいているのですが、
読みやすくて比喩が好き。

「わかる」ことこそが傘になる。
この比喩大好き。

傘は雨を防ぐだけでなく、同時に孤独も防ぐ。
「わかってもらえた」という体験の価値の大きさ。


そして、「晴れの日」と「雨の日」という比喩で人の心の様子を
描いている部分もさすがだなあと。(何目線w)


晴れの日(それなりに元気な時)には、何でもない言葉が、
雨の日(調子が悪いとき)になると、突然凶器になったりする。


言葉を発する側の状態が違えば、そこに乗る感情も変わるし、
受け取り側の状態が違えば、言われていることの捉え方も変わる。


例えば、「かわいいね♡」って言われたときに
それなりに元気な時には「あ、そう??照 ありがと♡」って返せるかもしれないけれど、
調子が悪かったりすると、「どうせ噓でしょ?どうせ、私のことなんてキモイって思ってんでしょ?」って、疑心暗鬼になったりする。

それが人間なんですよね。

一日のなかでも状態が変わることもあるし、
昨日はなんともなかったのに、今日になると絶望感に襲われている。


僕らは生き物だから、
もう少し付け加えると、感情を持った生き物だから。


なまものだなあ~と思う。


晴れの日もあれば、雨の日もある。


それに気づくだけでも、ちょっと自分に優しくなれそうだなって。


そんなことを感じた1冊でした。


今日のあなたのこころはどんな状態ですか?

よい一日になりますように。

當山敦己


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