ミヒャエル・エンデの「モモ」は予言書のようだ
先月下旬、ミヒャエル・エンデの「モモ」を、どういう訳か無性に読みたくなった。本当に突然、何の前触れもなく。
初めて「モモ」を知ったのは映画でだ。多分、20年くらい前に。
少し古い街並みや遺跡などの風景が素敵だったし、とても面白かったという記憶はある。
それなのに、ストーリーも登場人物についても今となってはほとんど思い出せない。
ただミヒャエル・エンデという原作者の名前と、タイトルでもあり主人公の名前でもあるモモ、そしてもう一つ、モモの友人である道路掃除夫のベッポの台詞が、