読書感想文って本当に苦手だった
クリエイターフェスティバルに参加するのは今年で2回目。
昨年はイマイチ分かってなくて1記事のみの参加だった。
そしてクリエイターフェスとは別に「読書感想文2022」があり、イベントとしては分かれていたと思う。
挑戦してみようかと考えたけれど、結局挫折。
今年は投稿企画記事の例に#読書感想文とある。
今回はイベントは分けないということかな?
フェスでリベンジしてみようか?
が・・・
読書感想文には良い思い出がない。
というより、「思い出」と言えるものがあったっけ?
記憶の引き出しから出て来ない💧
ムリヤリ引っ張り出してみる。
まずは、夏休みの宿題で出たな。
確か・・・小学校では400字詰め原稿用紙で2~3枚書くこと、というルールがあった気がする。
けれども私はどんなに頑張っても、3枚目に数行書けたら良い方だった。
いや! 正確に正直に書くと、無駄にダラダラと書いてムリヤリ字数を稼いで、どうにか3枚目に数行書いて条件クリア。
ひどい時は3枚目の1行目にとりあえず文字が書けた、てくらいの書き方で。
なんとかほぼ2枚書けたからもういいや、という子もいた。その子の方がいっそ潔いと思った。
クラスメイトにも苦手な子は多かった。皆同じようなことを言っていた。
「読書感想文は苦手、どうやって書いたらいいかわからない」
一人か二人、書くのが上手な子がいたと思う。
皆、どうやって書けばいいのかその子たちに訊いていた。
「少しあらすじを書いて、あとは読んで思ったことをそのまま書けばいいよ」
と教えてくれた。さすが、上手な子は思ったことをそのまま(サラサラッと)書けちゃうんだなぁ。
「それができれば苦労はしない」
「おもしろかった、くらいしか書けない。1枚で終わっちゃう」
「何も思わなかった」
などなど。訊いた後で苦手な子たちだけで集まってグチるのがパターン。
私はもちろん、グチってる輪の中にいた。
皆の言葉にうんうんと相づちを打ちながら。
多分、この場面が好きとか、どの登場人物が好きとか、友達同士で話す分には、皆言葉にできるんだろう。
けれど宿題として提出となると書けない。
自分の感じたことに点数をつけられる、うまく書かなくちゃいけないと、身構えてしまったんじゃないかな。
少なくとも私はそうだった。
『何も思わない』はさすがにちょっと・・・とも思うが、無理矢理読みたくもない本を読まされるのが嫌で、何も入って来なかったんだろうな。
それとも、あの子なりの反抗かな?
今にして思えば、自分の想いや考えをきちんと言葉に組み立てて、わかりやすく整えて相手に伝えるための練習だったのだとわかるが当時の私にはムリだった。
脳内完結タイプの私は、この場面がスゴイとか、この登場人物がどうしてそんな事をしたのかとか、物語の後、登場人物それぞれがどんな暮らしをするかどんな大人になるかとか、こんな風になってほしいとか・・・
一人で想像して楽しむことが大好きだった。
まあ、たくさんの想像が脳内で乱反射したり暴走したりだったので、とっちらかってまとめられなかったとも言えるのだけど(苦笑)
それが今頃になって、アウトプットしたいと思い立ち、ここにこうして在るとは。
本当に人生は解らないものだ・・・
とはいえ、強い苦手意識を持ってしまった読書感想文。
ちゃんと書けるかどうかはまだ判らない。
でもまあ、文字数の規定はないと思うし、コンクールに出す訳でもない。『この際だからちょっとやってみて、苦手意識が少しでも和らいでくれたらラッキー!』くらいに思って挑戦してみてもいいかな。
note様の ”駄文でいい” という温かい(?)お言葉を胸に。
ご褒美としてスイーツを用意するのを忘れずに(笑)