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インバウンド最前線の現場から

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日本のことを海外に伝えるお仕事をしているわたしたちは、現役の通訳ガイドです。 インバウンドの現場の最前線で、誰よりも外国人の近くにいるわたしたち。 現場で実践してきたこと、見た…
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#地域活性化

戻ってきた訪日タイ人観光客

戻ってきた訪日タイ人観光客

7月某日、成田空港第2ターミナル。
添乗員付きパッケージツアーに限定した外国人観光客の受入が再開されて1か月。いまだ、コロナ前の到着便ラッシュ時とは比べものにならないほど隙間の多い到着ロビーで、ミートボードを掲げて待っていると、日本人に交じり、マスクをした外国人の姿を目にする。飛行機の到着から約1時間弱。水際対策の緩和後、お客様とのミートは、こちらが拍子抜けするくらいスムーズだ。

約2年、こうし

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新時代の通訳ガイド活用のススメ

新時代の通訳ガイド活用のススメ

新型コロナウイルス感染症に翻弄された一年が過ぎ、新しい年を迎えてから、早くもひと月が過ぎました。寒くて長い冬の後には、春が必ずやってきますよね。「冬きたりなば、春遠からじ」の言葉に思いをはせ、季節のうつろいを感じています。

昨年からインバウンド市場は蒸発、そして私のツアーガイドのお仕事にも影響が続いていて、海外旅行者の受入れ再開を静かに待っています。

私が生業としているのは、海外から来日するお

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発音により生じる誤解を回避

発音により生じる誤解を回避

私は、今まで約30年間、中国語のガイド、通訳、翻訳に従事してきました。仕事柄、国内外のいろいろな所に行ったり、様々な人と出会う機会が多く、それはたいへん貴重な経験になっています。近年はその経験を活かしてインバウンドの受け入れ側のノウハウをお伝えしています。

習慣の違いや価値観の違いから生じる行き違いやトラブルで不愉快な想いをするのは、お客様にとっても受け入れ側にとっても避けたいものです。

実際

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タイ人が好んで食べる「ピンヤーン」と持ち込みタレについて。

タイ人が好んで食べる「ピンヤーン」と持ち込みタレについて。

「このあたりに美味しいピンヤーンのお店はある?」
「今夜はピンヤーンが食べたいな。おすすめのお店を教えて。」

訪日タイ人のお客様をお連れしていると、客層を問わずこんな風に聞かれることがあります。

「ピンヤーン ปิ้งย่าง」とは、タイ語で「焼いて食べるもの」。イメージとしては炭火でジュージューと焼く焼肉やシーフードのBBQ。また串に刺した日本の焼きとりやカウンターで食べる鉄板焼、炉端焼きな

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満足度UPおまけのサービス

満足度UPおまけのサービス

新型コロナウイルス陽性者数がまたもや増加傾向で、インバウンドの回復は依然として、まだ先は見通せませんが、今できることとして今日はソフト面を考えていきたいと思います。

ハード面はいわゆるメニューや注意書きの外国語表示など実際に行うこととするならば、ソフト面はすなわち精神面や意識改革で、最も根本になることなので、先ずそこから考えていきます。

「満足」とはビジネス全般に言えることですが、私たち通訳案

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「日本に行ったら何がしたい?」タイ人に聞いてみました。

「日本に行ったら何がしたい?」タイ人に聞いてみました。

コロナ禍に突入してから1年が経過。ワクチン接種が始まり、長いトンネルの先に漸く光が差し込んできたかにみえる今日この頃。個人のSNSを通してタイ人の友達に「もし日本に行ったら一番何がしたい?」という質問を投げかけたところ、20名がコメントを寄せてくれました

※30~50代、バンコクもしくはその周辺に住む働く男女で訪日リピーターの方がほとんどです。以下、タイ人からのコメントです。

河口湖に紅葉を観

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インバウンド対策に通訳ガイドのノウハウを

インバウンド対策に通訳ガイドのノウハウを

状況は一喜一憂ワクチンの接種が始まった等の明るい要素もあり、観光地にも少しづつ人が戻りつつあります。しかし一方で、3月9日の報道によると東京オリンピック・パラリンピックで、海外からの一般客の受け入れを断念とのことで、五輪で海外観客が来てくれれば、新型コロナウイルスで激減したインバウンド(訪日外国人観光客)回復のきっかけになるとの思いも虚しく、状況はまさに一喜一憂です。

インバウンドの回復にはまだ

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タイ人のお客様をおもてなしする際のヒント【旅館での食事編】

タイ人のお客様をおもてなしする際のヒント【旅館での食事編】

つい先日、NHKのニュース番組の中で、コロナ禍の現在、タイ・バンコク市内にある「旅館」が富裕層を中心としたタイ人から注目を浴びているという報道がありました。経営者の女性はタイ人、従業員もすべてタイ人。ただし、客室の調度品や提供する料理の器などはすべて日本から調達したもので、外観やサービスも含め、雰囲気はまさに日本の旅館そのもの。日本全国各地を旅し、その先々で受けたおもてなしに感銘を受けた経営者の女

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アフターコロナ、インバウンドビジネスチャンスの「大波」に乗り遅れない

アフターコロナ、インバウンドビジネスチャンスの「大波」に乗り遅れない

私は1989年から中国語の通訳案内士、いわゆる中国語を使って観光のガイドをする仕事を始め、今年で32年目になります。この間、世界の社会情勢が変わり、中華圏からのお客様にも大きな変化が見られました。例えば90年代は中国本土から日本に来られる方は仕事の合間に観光というのがほとんどで、2000年になって日本政府は中国人団体観光客へのビザ発給を開始し、その後個人観光客にも広がり、そして2010年にそのビザ

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アフターコロナにタイ人のお客様を迎えるために大切なこと。

アフターコロナにタイ人のお客様を迎えるために大切なこと。

「タイ人を知りたいなら、一緒に旅をしてみるといい。」

訪日タイ人から絶大な人気を集める日本人インフルエンサーの方がそう語った言葉に共感しています。

たしかに、タイ人がどんな速度で歩き、どんなところで足を止めてカメラを向けるのか。それらはタイ人と旅する時間を共有しながら実感できる。                   

旅行業界とは無縁だった私が、夫の仕事の都合でタイ・バンコクに約5年滞在した

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