2021年4月の記事一覧
発音により生じる誤解を回避
私は、今まで約30年間、中国語のガイド、通訳、翻訳に従事してきました。仕事柄、国内外のいろいろな所に行ったり、様々な人と出会う機会が多く、それはたいへん貴重な経験になっています。近年はその経験を活かしてインバウンドの受け入れ側のノウハウをお伝えしています。
習慣の違いや価値観の違いから生じる行き違いやトラブルで不愉快な想いをするのは、お客様にとっても受け入れ側にとっても避けたいものです。
実際
タイ人が好んで食べる「ピンヤーン」と持ち込みタレについて。
「このあたりに美味しいピンヤーンのお店はある?」
「今夜はピンヤーンが食べたいな。おすすめのお店を教えて。」
訪日タイ人のお客様をお連れしていると、客層を問わずこんな風に聞かれることがあります。
「ピンヤーン ปิ้งย่าง」とは、タイ語で「焼いて食べるもの」。イメージとしては炭火でジュージューと焼く焼肉やシーフードのBBQ。また串に刺した日本の焼きとりやカウンターで食べる鉄板焼、炉端焼きな
ガイドで講師の私がおすすめしたいインバウンド対応無料ツール
セミナーの講師をしていると
どうしてガイドなのに講師をやっているのですか?
とよく聞かれます。今回はまず講師を始めたきっかけを少し書いてみたいと思います。
2006年からインバウンド専門のガイドのお仕事(全国通訳案内士)を続けていましたが、しばらくして、観光施設や商業施設、宿泊・飲食店向けにインバウンド対応について話をする機会をいただきました。インバウンドファクトリーを始める随分前の出来事で
ブラジル人訪日観光客の特徴
ブラジルには150万人とも200万人ともいわれる日系人が住んでおり、その数は世界最多です。訪日客にも日系人の割合が高く、非日系人であってもある程度現地の日系人と交流したり和食などの日本文化に触れたりしたことのある人が少なくありません。日本の習慣には一定の理解や親しみがあると言えるでしょう。
日本は秩序ある進歩した国としてたいへん評価が高く、訪日ブラジル人は日本の文化や習慣を尊重しようとする傾向に
満足度UPおまけのサービス
新型コロナウイルス陽性者数がまたもや増加傾向で、インバウンドの回復は依然として、まだ先は見通せませんが、今できることとして今日はソフト面を考えていきたいと思います。
ハード面はいわゆるメニューや注意書きの外国語表示など実際に行うこととするならば、ソフト面はすなわち精神面や意識改革で、最も根本になることなので、先ずそこから考えていきます。
「満足」とはビジネス全般に言えることですが、私たち通訳案