内向的でも営業で結果を出せる、たった1つのコミュニケーション術
お客さんとやり取りしていて、「イマイチ反応が良くないな」と感じたことはありませんか?
営業や接客業に携わっている人なら、誰でも経験したことがあると思います。
「自分はガツガツいくタイプではないし・・」
このように悩んだり、商品を提案するだけで緊張する人もいるでしょう。
成績上位の人は、みんな外交的で明るい。
「自分は営業に向いていないのかな・・」
何度も思ったことがあると思います。
この記事では「内向的な人でも成果を出しやすいテクニック」を紹介します。
決して難しくありません。
身につけることで、あなたの強力な武器となるはずです。
先に結論からお伝えします。
内向的な人でも成果を出しやすいテクニックとは・・
「第三者の意見を利用する」
これだけです。
おそらく「ん?どういうこと?」と思ったかもしれません。
これから詳しく解説していきますね😃
あなたの新しい友人の名前はジョン
先ほどお伝えした「第三者の意見を利用する」テクニックには正式名称があります。
正式名称は「マイ・フレンド・ジョン」といいます。
なんか英会話のフレーズみたいですよね 笑
由来は名前の通り、「私の友人のジョンが〜」と話しの中に第三者を登場させます。
その第三者の体験談のように語ることで、相手の信用を得ようとする心理テクニックです。
接客のとき一生懸命に話しても、お客さまが警戒していることがありますよね。
なんか説得されていると感じるからです。
そこで、伝えたいメッセージを「他人」に話してもらいましょう。
たとえば「他のお客さんが商品を使って感じたメリット」を伝えます。
お客さまは他人のストーリーを聞くので、目の前にいるあなたへの警戒心が薄れるのです。
イメージしやすいように「結果が出にくいパターン」と「マイ・フレンド・ジョン」を使ったトーク事例を紹介しますね。
【結果が出にくいとき】
営業マン「この商品は〜〇〇という特徴がありまして・・」
お客さん「ふーん」
みたいな感じですね。
【マイ・フレンド・ジョンを使ったケース】
営業マン「この商品を購入いただいたお客さまから、『今まで3時間かけていた作業が、30分で終わるようになった』という喜びの声をいただいたんですよ」
お客さん「へぇ〜。そうなんだ!スゴイね」
という感じです。
このように、第三者の意見を借りてあなたが伝えることで、お客さまの警戒心を解くことが可能になります。
ちなみに、amazonで何か買うときにレビューを見て購入したことありませんか?
欲しかった商品でも、レビューが悪ければ購入を見送ることもあったと思います。
飲食店を予約するとき、食べログの評価を参考にしてお店選びをする人もいるでしょう。
それほど第三者の意見は「強力」なのです。
結果が出ないときは「自分だけ」が商品の特徴、メリットをお客さんにアピールしすぎる傾向になります。
お客さまに提案するときは”友人のジョン”に登場してもらいましょう。
ベストセラー入りのきっかけとなった本の帯
第三者の意見を取り入れるテクニックは、本の販売でも使われています。
本の帯に「ホリエモン推薦!」とか「メンタリストDaiGoも認めた!」のような紹介文を目にしたことがあると思います。
著名人が推薦していると「読んでみようかな」という気になり、信憑性も高まるので、帯の紹介文は売れ行きを左右する重要なポイントだそうです。
帯を加えたことで、大ブレイクした事例があるので紹介しますね。
まずは次の画像をご覧ください。
パッと見ると論文のような、難しそうな印象を受けます。
研究者が読みそうな感じですよね^^;
確かにこの本を見た限り、一般層に手に取ってもらえなかったのも理解できます。
しかし、この本の良さを知っている書店員さんが下記の手書きPOPを作成したところ、ドラマは起こりました。
このメッセージが来店者の支持を獲得し、徐々に売れだしたそうです。
それを聞きつけた出版社が、そのPOPの文章を帯にして再販したところ、爆発的にヒットしたという事例です。
帯をつけて再販したものが下記の本です。
「もっと若い時に読んでいれば・・」
このフレーズが、この本を読み逃してしまった中高年に刺さったのでしょう。
また、「東大・京大で一番読まれた本」というのも強烈なキャッチコピーですよね。受験生や大学生など、若年層に刺さったメッセージとも言えます。
このように第三者の意見をメッセージとして伝えることで、相手に刺さりやすい提案ができます。
お客さんと話すときや、POP作成するときは「第三者の意見」を取り入れてみると、反応も変わってくるので試してみてくださいね^_^
マイ・フレンド・ジョンの実践ポイント
マイ・フレンド・ジョンテクニックを活用するにはコツがあります。
それは営業にきているのか「相手に知られていない状況」で効果を発揮します。
たとえば、「お客さんとたまたま話しをしたら、関心を持ってくれて、売るつもりはなかったけど買ってくれたんですよ」のように、自然体で話すことです。
相手が想像できるように、会話形式で雑談するといいでしょう。
慣れは必要ですが、一度身につけると内向的なタイプでも必ず結果は出ます。
もし、あなたの会社に「お客さまの声」が集計されているなら、必ず目を通すことをオススメします。そこに好意的な意見があればトークに織り交ぜないともったいないので💁
また、あなたの部下や後輩が内向的でも、この記事で紹介したテクニックを取り入れて成長のきっかけになれたら嬉しいです。
まとめ
1.提案するときは「第三者の意見」を伝える
2.POPやチラシ作成のときも「第三者の意見」を入れる
3.実践するときは自然体で!雑談をイメージする
僕のnoteは「誰かの役に立つこと」をテーマにお届けしています。
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最後まで読んでいただきありがとうございました!
次の記事でまた(^_^)/~
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