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2021年2月の記事一覧
【通信講座】 小説「セイコの瞳に地平を駈ける獅子を見た」 講評
もし、辞退されなければ
第1回 川光俊哉賞をさしあげたい。
作品の美点をあげればきりがない。
東京駅で新幹線を降りて、東京のビル群を見上げたときの感覚を今でも思い出せる。あたしはあのとき、こう思っちゃったんだ。「ああ、こんなものか」って。その感覚は、初めてセックスを終えたときの感覚にも似ていた。いうほど痛くも気持ちよくもない、意外とあっさりしたあの感じ。それなのに、どうしてかどっぷりそれにハマ
【通信講座】 小説「つめたいおふとん」 質疑応答②
作品の講評そのものについては、恐らく今は私の知識が足りておらず、
川光さまの講評の言葉の意味がうまく掴めていません。
「三幕構成というものが非常に大切らしい」ということを、ここ最近の2週間で知りました。
この三幕構成の二幕めの役割である「対立」「衝突」が、
前に仰っている「事件とそれによって生じるコンフリクト」の位置づけなんでしょうか。
基礎中の基礎まで川光さまのお手を煩わせるわけにいきませんの
【通信講座】 小説「東京」 講評
『【通信講座】 小説「拝み屋雲水の事件簿 拝み屋雲水③ 花鬼」 講評』で
9万字の長編。
冗長すぎる。
10枚で書ける。
読書体験がこんな苦行であっていいだろうか。
14/131 までしか読めなかった。
と書いた。
読書体験がこんな苦行であっていいだろうか。
6/19 までしか読めなかった。
マサタカの部屋は新しくて広くてバストイレ別だしキッチンのコンロも二口あってしかもロフトもついてるん
【通信講座】 小説「つめたいおふとん」 質疑応答①
「マリ」の恋人「祐二」が機能していない。
冒頭、ピロートークめいたやりとりで「マリ」の価値観を吐露させるが
このような場での発言は
冗談半分、あるいは冗談全部のたわむれとしか感じない。
作品の中心となる価値観、生きるか死ぬか、命がけのこだわりを提示するのにふさわしいシチュエーションではない。
このシーンに関して
・会話のやりとりの自然さ等はOKレベルでしょうか?
「いいなあ、ゆうちゃんは。男だ
【通信講座】 小説「つめたいおふとん」 講評
触覚と嗅覚に対する執着、オブセッションが
平易な語彙で明確に表現されている。
低俗な感傷ならざる芸術的叙情にかぎりなく近い。
着想、文体は個性的で
作者の問題意識は生きているし
真摯に独自の作風を練りあげていった過程も感じるが
構造に問題がないとは言えない。
どんなに丁寧に、大切にしていても、冷たいお布団も穿きならしたデニムも、仕事用の無難な服も、自分の肌にはなってくれない。自分を守れるのは