2023年 12月6日 水曜日 徒然日記 読書「マスク越しのおはよう」とアルコール依存症とうつ病…
皆さん、おはようございます。徒然日記のお時間です。今日もここから、綴っていこうと思います。最後までお付き合い下さると嬉しいです。
今日は全国的に雨模様の様ですね。でも気温は昨日よりかは上がるんだとか。幾らか冬らしくなってきましたかね、紅葉も進んでますし。
さて、昨日は読んだ本の紹介と感想でしたが、今日も昨日読み終えた本の感想などを書いていこうと思います。
本のタイトルは
「マスク越しのおはよう」
山本悦子
という小説です。中高生向きの本で、とても読み易く、読むのが遅い自分でも4時間くらいで読み終えられました。
読み易さ、これは自分にとってとても大きな要素です。
折角来ている読書の波、ラフに読めるものも取り入れていきたいです。
切羽詰まらないよう、うつ病にもいいですし、読んでいる間はお酒も飲まずに済みます…因みに昨日は久々に休肝しました。
話の内容は、コロナ禍にあってマスクを必要になった中学生のお話。
緊急事態宣言で学校が休校になった事など、具体的な話も出てきます。
マスク生活というとマイナスなイメージがありますが、不登校だった子がマスクで顔を隠すことで、学校に行くようになったお話など、悪い事ばかりでもない事が書かれています。
短編集的な要素がありますが、話は繋がっていて、視点人物が変わるという面白い作りになっています。
あとは家族がコロナになって、近所の人から空気感染するとか、触っただけで移るなど、誤解を受けて苦しむ子がちょっと可愛く描かれていたりします。
コロナ禍だった時、自分はどうだったかなぁとか、中学時代の事を思い出しながら読みました。
自分の中学時代は、流石にコロナ禍では無かったですが、とても暗く、うつ病も軽く発症していました。あまり思い出したくない過去…軽いイジメにもあったし、コロナであろうとなかろうと、学生時代つまらなかった人はいると思います…
コロナ禍の時はどうだったか、思い出してみると、自分は作業所に通っていました。緊急事態宣言でお休みになったりしていましたが。
今はかなり治まって、忘れ去られていがちですが、コロナ禍で青春を奪われた中高生にも読んで欲しい気がしました。色んな人生があるんだよって…
あとは、よくありがちですが、物語の中でボブディランの「風に吹かれて」という曲が出てきて、実際聴いてみるってのもありました。
この曲自体は知っていたので、久々に聴いてみました。
コロナ禍にも通じるし、紛争絶えない現在にも通じるものがあり、不思議な気持ちになりました。
物語全体のテーマソングにもなっている様な感じでした。
皆さんもよかったら、「風に吹かれて」だけでも聞いてみて下さい、何て事を思う今日この頃でした…
追伸
今日の一曲…という訳で、ボブディラン 風に吹かれて…