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2020年に読んで良かった本
「振り返り」って、強く印象に残ったものだけを取り上げると薄っぺらくなりがち。そこで、一年で読んだ本を振り返ると、もう一段深い振り返りができますよ。というわけで、2020年に読んだ本を振り返ってみました。(無料で公表するのは恥ずかしいので、あえて有料で。)
2020年はコミックを除いて79冊を読了。そのうち雑誌を除いて★5つ(最高の1冊!)が9タイトル、★4つ(ぜひまた読みたい)が28タイトル
2019年に読んで良かった本
2019年も終わりますね。読んだ本で1年を振り返るのも一興かと、実験的に、私が2019年に読んで個人的に気に入った本を紹介してみます。
(無料で公表するのはちょっと恥ずかしいので、あえて有料で。)
昨年に「2018年に読んで良かった本」をごく一部の人と共有したところ、主観的な内容にも関わらず意外と好評でした。お互いに過去1年で気に入った本を紹介し合うのもなかなか楽しいものでした。というわけで
「一人ではできないことをチームをつくって成し遂げて、その達成感・充実感を味わいたくはないかい?」
タイトルの質問が相手の仕事観を知る良いリトマス試験紙になると、前回のエントリに書いたところ、ちょっとした反応があった。
https://note.mu/toshimitsuhara/n/n13486dff7e71
タネ明かしすると、質問の回答を分類して仕事観を知ることができる。分類ごとにどのような対応を取るか工夫することにしている。
回答1.「私にはチームを与えられていない」「私は悪くない」
本を贈ることができるだろうか?
人が人を想う。だから人は人に何かを贈る。歳を重ねると惰性となりがちな人へのプレゼントだが、改めて考えることで「価値の自覚」というものを持ってみたい。それが旨帰(しき)というものだろう。
贈答というのは、実に人間らしい所作だと思う。この「人間らしさ」のレベルを上げようと思った時、何をもってレベルを実感したものか。プレゼントというのは、そもそも片想いである。それで良い。贈って見返りを求めては、それは
夢を見た。
夢を見た。覚めてほしくない夢と、覚めてほしい夢がある。自分にとってのその違いはなんだろうかと考えてみた。
覚めてほしくない夢は、憧れの人や仲の良い人たちとの楽しい時間であることが多い。覚めてほしい夢では、トラブルに巻き込まれたり、事故にあったり、精神的に身体的に痛い目にあったりする。
利き酒に映る人の情
私は利き酒を当てることができなかった。そして周りの人もできなかった。どのお酒も美味しいことは分かるし、味の違うことも分かるが、どれがどれかは分からない。正解を教えてもらった直後に試しても分からない。
ところが。そこで分かったフリをする人がいる。分かっていないのに分かったフリをするから、不協和音をなくそうと余計に見苦しい言動が続く。お酒の席なので、不要な言い訳も笑いの種となったりする。
ポスト資本主義の足音
「最大多数の最大幸福を実現するためには何が必要か」
この答えが「資本」ではなくなりつつあるという感覚はあった。幸福と資本の関係は年々弱くなっている。
だからといって「評価経済」にもちょっとした違和感を持っていた。
最近では「資本」との対比に軸足が戻っている。「資本の多少に関わらず、機械の進展が万民に満足をもたらしている」「資本と信用は比例せず、幸福は信用の多少に左右される」という考えへの揺り
機械派のシンプルな主張
一つ前のエントリーで、ポジショニング派の大御所が「人間派」であった話を書いた。一方で、ハーバード・ビジネス・レビュー2018年1月号で言えば、クリス・アンダーソン氏の考えが「機械派」と呼べそうだ。
「ドローン・エコノミー:データ取得の革命がビジネスを変える」(DHBR2018年1月号)
氏の主張はシンプルで「他の選択肢より機械の方が優れた仕事ぶりを発揮するならば、自ずと機械に任せるようになるだ
ポジショニング派が語る「人間の拡張」
経営戦略をかじったことのある方は「ポジショニング派」とか「ケイパビリティ派」とか聞いたことがあるかも知れない。
ポジショニング派の代表格がマイケル・ポーター氏。その大御所がハーバード・ビジネス・レビュー2018年1月号でARを使った人間の拡張について論じている。
「AR戦略:拡張現実の並外れた可能性」(DHBR2018年1月号)
「人間の拡張だなんて、ケイパビリティ派に転校したのか?」なんて