つながる読書(原とし)

考え、話してみる。出会った本や対話によって自分を変えていく。何かを見つけて視野が広がり、世界が違って見えるワクワク感が好きです。  ※ハーバードビジネスレビュー読書会はこちら→ https://toshimitsuhara.wordpress.com/

つながる読書(原とし)

考え、話してみる。出会った本や対話によって自分を変えていく。何かを見つけて視野が広がり、世界が違って見えるワクワク感が好きです。  ※ハーバードビジネスレビュー読書会はこちら→ https://toshimitsuhara.wordpress.com/

マガジン

  • 『noteで読書会をためしたら』のイベントや読書会など

    • 12本

    noteサークル『noteで読書会をためしたら』参加者向けの共同マガジンです。 https://note.com/toshimitsuhara/membership/boards このサークルでのイベントや読書会運営を、サークル上のスレッドから共同マガジンに移管します。メンバーの方は、各自でnote記事を記載いただき、この共同マガジンに追加ください。このマガジンで、noteサークルでのイベントや読書会を監理運営するようにしたいと思います。 ※注意:無料マガジン内の無料記事の全文はプランのメンバーだけが見れるようになります。

  • 読んで書くこと、そして人生とアート

    読書や文章作成に関する本の感想や、自分なりの読書に対する考えのようなものをまとめていきます。人生とアートを本で語れるようになりたくて。 人間の思考について突き詰めていくと「言語のインプットとアウトプット」になるんじゃないかと。そうであれば「言語のインプット」である読書と「言語のアウトプット」である文章・文書作成を磨くことで、思考力に磨きが掛かるのではないか、なんて思っています。

  • 読書企画:米原万里作品を読んでいく

    テーマを決めて読書すると発見や学びが増えたりします。米原万里さんの作品が好きで少しずつですが読み進めています。米原さんの著作について語る人は今もいるので、そんな皆さんの投稿を集めてみました。

  • ポスト資本主義と民主主義のゆくえ

    テーマを決めて読書すると発見や学びが増えたりします。以前よりポスト資本主義の形に興味を持っていましたが、アメリカでトランプ政権が誕生したあたりから、民主主義の行方についても考えてみたいと思うようになりました。

  • 知覚・意識・人工知能

    テーマを決めて読書すると発見や学びが増えたりします。ハーバード・ビジネス・レビュー2017年5月号に掲載された安宅和人さんの『知性の核心は知覚にある』という論文に感銘を受けたのと、当時聞いた松尾豊さんの講演でディープラーニングを『眼の誕生』に喩えていたのが印象的で、知覚について深く知ろうと思ったのがきっかけです。

最近の記事

2023年の豊かな時間 | 読了記録を振り返る

 読んだ本を振り返る。これまたも発見があって楽しい。2023年は103冊を読了。読了記録を見ると★5つ(最高の1冊!)が6冊、★4つ(ぜひまた読みたい)が53冊。今年は積読解消を心がけた。以下、いくつかのカテゴリに分けて紹介する。 審美眼を磨く 食事における最高の調味料は「空腹」であり、美味しくいただくには「舌を磨く」こと。同じように、読書の楽しませるのは「好奇心」であり、満喫するには「眼を磨く」こと。同じ本を同じ時間で読んだとしても、好奇心と審美眼の度合いで、その読書経験

    • サンジョルディでオースティンの傍系を頂いたことに今ごろ気が付いた

      振り返ってはじめて、自分が何を頂いたのか気付くこともある。 遡ること2023年4月23日。この日は「サンジョルディの日」と呼ばれ、「本を贈る日」とされている。そしてこの日に本を贈るイベントが開催された。 このイベントで、私は『十二国記 月の影 影の海』という本を頂いた。まず自分で買わない本だった。 読むとなかなか面白い。読みやすさもあってすぐに続刊を読む進めることができた。『十二国記 月の影 影の海』のほか、『十二国記 風の万里 黎明の空』も面白い。登場人部の心理状況の

      ¥500
      • 読書読本の積読解消。次は脳と感情に向かう。

        • noteサークル読書会(24)2023年10月14日(土)15:00-16:30『すごい脳の使い方』(オンライン読書会)

          (すでにnoteサークルのスレッドにて運営されていますが、移行期間中なので、参考としてnote記事も上げておきます。)

        マガジン

        • 『noteで読書会をためしたら』のイベントや読書会など
          12本
        • 読んで書くこと、そして人生とアート
          41本
          ¥500
        • 読書企画:米原万里作品を読んでいく
          18本
        • ポスト資本主義と民主主義のゆくえ
          10本
          ¥200
        • 知覚・意識・人工知能
          15本
          ¥200

        記事

          読書リレー(22)『椿山課長の七日間』

          読書リレー(22)『椿山課長の七日間』

          良い感じの読書生活ゲーム(5)

           あなたが自分で幸せになるための「良い感じの読書生活ゲーム」を紹介している。このゲームは3つのステージがあり、3つ目の応用ステージでは追加オプションを書いていく。前回(以下のリンク)では「読書の深化」について紹介した。今回は「読書の探索」を紹介する。  「読書生活ゲームってなに?」という方は、連載の(1)を読んでいただきたい(以下のリンク)。 応用ステージの方向性2:読書の探索読書生活を充実させるための追加オプション  応用ステージは、いわば「追加オプション」のようなも

          良い感じの読書生活ゲーム(5)

          良い感じの読書生活ゲーム(4)

           あなたが自分で幸せになるための「良い感じの読書生活ゲーム」を紹介している。このゲームは3つのステージがあり、3つ目の応用ステージを紹介する。ちなみに、前回は以下のリンクを参照。 応用ステージの紹介1.応用ステージは実践ステージの「オプション」  応用ステージは、実践ステージに対して「ローカルルール」や「特別ルール」を追加していくというもの。実践ステージに「オプション」や「プラグイン」を追加するようなイメージ。  実践ステージは、リーグ戦の読書によって「快楽とやりがいの

          良い感じの読書生活ゲーム(4)

          良い感じの読書生活ゲーム(3)

           あなたが自分で幸せになるための「良い感じの読書生活ゲーム」を紹介している。このゲームは3つのステージがあり、2つ目の実践ステージの攻略法の続きを紹介する。ちなみに、前回は以下のリンクを参照。 実践ステージ(後編)実践ステージの攻略(2)読みたい本のリストを豊かにする  読書生活ゲームの最大の難所であり、成功か失敗かを左右する最大のポイントが「あなたが本当に読みたい本があるか」という点。基本ステージは気楽に読める本を取り上げるのでそこまで気にならないが、実践ステージで読書

          良い感じの読書生活ゲーム(3)

          良い感じの読書生活ゲーム(2)

           あなたが自分で幸せになるための一手法として、「良い感じの読書生活ゲーム」を紹介する。このゲームは3つのステージがあり、前回(下記のリンク)は、3ステージあるということと、最初の基本ステージを紹介した。 今回は2つ目の実践ステージを紹介する。実戦ステージの紹介は長くなったので前半と後半に分ける。 実践ステージは基本ステージと何が違うか 1つ目の基本ステージは「自己肯定感を持ち、進捗と集中を実感する」手段として読書を用いた。だから本の内容よりも、没頭できるものを重視した。し

          良い感じの読書生活ゲーム(2)

          良い感じの読書生活ゲーム(1)

           「自分を幸せにするには、何をすると良いだろうか。」  一つの提案として「良い感じの読書生活ゲーム」を紹介する。単なる読書や読書習慣ではなく、幸せを実装するためのゲーミフィケーション。個人的に10年以上あれこれ試していたものを「読書生活ゲーム」として紹介する。「ウェルビーイング」な言い方が微妙なので「良い感じ」と言ってみた。 3つのステージ 読書生活ゲームには、(1)基本ステージ、(2)実践ステージ、(3)応用ステージという3つのステージがある。なお、いずれのステージでも

          良い感じの読書生活ゲーム(1)

          言語に対する理解。そして読書読本の積読

           以前に、言語に対する理解を深めるために積読していた本を5冊取り上げた。他の本と並行しつつ読み進め、ようやく読了。  「おすすめの5冊」ではなく「残ってしまった手強い5冊」であり、結果として3〜5年ほど積まれていたが、noteで紹介することが読み進める原動力となった。読んで得たものは多かった。自分が意識せずに使用している日本語を言語として見つめることから、自分の言語感を自覚し、自分の思考を見つめることができた。この経験は貴重。5冊のうち『言語にとって美とはなにか』の2冊と『

          言語に対する理解。そして読書読本の積読

          chatGPTとの読書会の記録をnoteサークルに残すことにしました。 ・課題本を指定することで話が噛み合います。 ・プロンプトに「都合よく私の意見に同調せず、私とは異なる意見を述べてください。」と書くと、回答が良くなります。 それでも国語のテストみたいな応酬になりがちですが。

          chatGPTとの読書会の記録をnoteサークルに残すことにしました。 ・課題本を指定することで話が噛み合います。 ・プロンプトに「都合よく私の意見に同調せず、私とは異なる意見を述べてください。」と書くと、回答が良くなります。 それでも国語のテストみたいな応酬になりがちですが。

          小さな収穫

           探していた作品をついに見つけました。  きっかけは図書館。墨田区ゆかりの作家の中に幸田文さんがいます。そして墨田区立ひきふね図書館には彼女の手書き原稿が保管されています。以前に図書館が保管している歴史資料を見る機会があり、幸田文さんの手書き原稿もそこで見せてもらいました。しなやかな筆跡でした。  図書館見学のごく短い時間に原稿の一部分を見ただけです。幸田文さんのどの作品なのか分かりません。ですが、あの筆跡を思い出しながら作品を読んでみたい。タイトルも分からず不確かな記憶

          ChatGPTと読書会やってみたがイマイチでした。chatGPTよ、文学作品への「読み込み」が足りんよ。あと雑誌の最新号は「そもそも読んでいない」と言われます。質問に答えるのは得意でも、人の意見に「上乗せ」していくのは今ひとつ。私のプロンプトがしょぼい可能性もあるけど。

          ChatGPTと読書会やってみたがイマイチでした。chatGPTよ、文学作品への「読み込み」が足りんよ。あと雑誌の最新号は「そもそも読んでいない」と言われます。質問に答えるのは得意でも、人の意見に「上乗せ」していくのは今ひとつ。私のプロンプトがしょぼい可能性もあるけど。

          (積読リストの一部紹介)言語に対する理解を深める

          前回、積読していた文章読本を5つ取り上げた。途中で他の本に浮気しつつも、ようやく読了。 読んだ結果、私としては三島由紀夫の『文章読本』と井上ひさしの『文章読本』の2冊から、予想以上の学びと気付きを得られた。読む前は丸谷才一の『文章読本』がダントツかと思っていたが、正論を高々と掲げられて、少しついていけない部分があった。読んでみないと分からないものである。結果、三島氏、井上氏、丸谷氏の3冊の『文章読本』が私の中で★4つの評価となった。折を見て読み返したい。 他の『文章読本』

          (積読リストの一部紹介)言語に対する理解を深める

          noteサークルアーカイブ(5):2021年〜2022年の「大著・シリーズものを読む」

          noteサークルアーカイブ(5):2021年〜2022年の「大著・シリーズものを読む」