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「回り道」【鎌倉ぐらし/日々雑感】

きっかけは 「コロナ断捨離」中に出てきた1冊のノート。
上京前、21歳のときに書いた人生の設計図。

その日は苦笑いしながら「捨てるモノ」箱に放り投げたけれど、ずっと心に引っかかっていた。

“鎌倉ぐらし”

あれから4年。
全然、20代の頃に思い描いた自分ではなかったけれど、ある日、ふと思いついた。
(今じゃないか?)

これまで、どうしても迷ったときは「やらぬ後悔より、やって後悔」で「やる」ことを心がけてきた。
(迷ったときは一歩前へ)

“思いつきと思いきり”

令和6年(2024)7月、東京から鎌倉へ引っ越した。

“鎌倉ぐらし”の記録として、SNSに投稿した【日々の雑感】をnoteに残していく。

鎌倉ぐらし/日々雑感

「回り道」

「回り道」は、直接的な道よりも遠回りになる道のこと。
「寄り道」は、本来の目的地へ向かう途中で別の場所に立ち寄ること。

この日は、いつもの散歩コースへ向かう前に、「回り道」をして鎌倉・長谷「光則寺」へ。

(あら……)
SNSに流れてきた「ロウバイが見頃」という投稿を見て訪れたけど、全体的には花弁がしおれて散り始め。その場でSNSを確認したら2週間前の投稿だった。
(やれやれ、せっかく来たのに…)

さて、どうしたものか。
ふと、目の前の木に掛けられた樹名板に目を向けると【ソシンロウバイ】とあった。

「ソシン」は「素心」、あるいは「素芯」と書き、園芸の世界では花弁から芯まで同じ色であることを表す言葉だという。「ソシンロウバイ(素心蝋梅)」は、基本種の「ロウバイ(和蝋梅)」と異なって花全体が黄色で、ロウのような光沢と透明感があり、香りが強いのが特徴なのだとか。

(これまで香りに気をとられ、ロウバイの品種まで意識したことがなかったな)

月並みな言葉ではあるけれど、「回り道」をしたことで得るものもある。

日頃から、あえて「回り道」や「寄り道」ができるよう、心に余裕をもって過ごしたい。

令和7年(2025)1月29日のFacebookより

【撮影日】
令和7年(2025)1月28日

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以上

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水谷俊樹
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