楽しいのは暮らし🏡
朝の気温に、木々の色に、秋という季節を感じます🍂
折りたたみ机を作りました。
この子がいれば我が家で一番暖かい縁側で過ごせます。
初めて迎える信州の冬。どれほど寒いか分からず震え中☃️
だから今から、温かく過ごそう作戦を実施中です。
・散歩をする
・家の中が寒いならむしろ外に出る
・血行促進ヨガをする。いくつか調べて試してみる
・寒いと思った瞬間スクワットする
・二重窓DIYをする
・足湯をする
・よく陽の射す縁側で過ごす(そのために作った机!)
・温かいものを飲む
・魔法瓶に温かい飲み物を備えておく。何にするか選ぶのも楽しい☕
・靴下を二重で履く
・毛布にくるまってお昼寝する
・温かいルームシューズを履く
・湯たんぽを入れる
・生姜シロップでチャイを淹れる
・豆乳と牛乳でカフェラテを作る
・弱火のミルクパンでゆっくり温める
・陽が射す間に外作業
・昼の気温を取り込んで、夕方には二重窓とカーテンを閉める
・シチューをことこと煮込む
・電子レンジじゃなくてお鍋で温める
・キムチや辛味噌でスープを作る…
暖房をONにする前に、けっこう色々できそうです👀
人生で一番寒い場所にいるけれど、一番寒さを楽しめそうな
そんな気さえもしています。
今回の折りたたみ机しかり、畑しかり、「作る」が入ると暮らしは楽しい。
だんだん寒くなってきて、でも暖房ばかりに頼りたくなくて、縁側を見たら陽がよく射して、ここで過ごせば暖かい!
よし、そのための机を作ろう🔨
だから行き当たりばったりです。パッチワークでブリコラージュ。
でもそれで良いんじゃないでしょうか。
思い描いた計画通り、じゃ全くなく、必要になったものを加えていく。
今日は窓ガラスを拭こうと思って、畑を見たらお世話したくなって、ついでに倉庫の整理も始めちゃって、窓ガラスはまた明日👋
それが満足だったりします。
暮らしは成り行きで良いのです。
先に計画を思い描いて、その通り完璧にしたくなるけれど。
この場所に住んで、これをする。この家具をここにこうやって置く。そんなの初めから決まっていたわけじゃなく、結果としてこうなった。
だから各所に意味がある。僕にとっての、僕だけの意味。
別名、納得。
納得度こそ幸福度。
情報を集めて理想を描く。その欠点は「この形が良い」に縛られること。
そしてお金を投じて思い通りを実現しようとする💰
でも情報は僕の外にある。それを減らして自分の感覚に素直になる。
成り行きで納得を重ねる楽しさは、そういうことかもしれないです。
コンポストに米ぬかを撒く。発酵が進むらしいです。
いったい誰が発見したのか🔍
何か月もかけてやっと変化が出ることで、その期間にも色々あって何が要因か分からないのに「米ぬかをまくと良い」と発見した人がいる。
身の回りにあるアレコレも、いったい誰が始めたんでしょう。
お箸や布団を生み出したのは🥢
田んぼに畦道を作ったのは。
フグやキノコの食べ方を見つけたのは🐡🍄
家に瓦や縁側をつけたのは。
僕は本だかネットで読んで、そういうものかとマネしているだけ。
始めた人がいちばんすごい。
でもその人の名前はきっと残ってもいない。
「米ぬかをまいて発酵を促す」なんて人間に備わった本能じゃない。やっぱりいつかの誰かが見つけたのでしょう。
そして名前を残すこともせず、まして特許をとることもせず、知恵だけを残して去って行った。
世界を変える発明やビジネスもすごい。
世界がどうやって今この形になったかも同じだけすごい🌎
歴史に名前を残しもしない無数の発明を当たり前として、僕らは今日も暮らしています。
この町に移住したのが今で良かったです。
ほどよく何もないけれど、必要なものは何でもある。
若くて欲が強かった時期を都会で過ごして
欲から距離を取りはじめて多くを望まなくなった今ここに引っ越した。だから良かったのです。
自分の暮らしに専念できる。落ち着いた町だから欲を刺激されない。
それがちょうど良い感じです🏡
これまで使ったドラッグストアが無いから新しく開拓。
無ければ無いで、どのお店でも良かったのです💊
そこだった理由は安いとか便利とか、それだけでしかなかった。
資本主義ではそういう基準で選ばれる場所が多くなりそうです。
絶対に必要なわけではない。だからお店は宣伝をする。買い物客はただ利用する。
この町も家もちょうど良いです。
自分の暮らすこの場所を、自分の暮らしそのものを「良いな」「好きだな」と思いながら暮らせるって幸せです。
僕にとっての意味=納得=幸福を重ねるのです。
もっと成り行きで良いのです。
きっとそれが楽しいのです。
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毎日の日記も続けて3年になりました。
暮らしのできごと、考えたこと思ったこと、こう考えれば良いかも…
それを暮らしのエッセイとして連載したい。
そう思うようになりました。
日々の中に、自分の中に、こんなにもたくさん感じられるものがある。
僕らの日々こそ、それだけですごいのです。
なるべく感じきりたくて、日記を書いています。
大したことなくて、わざわざ話すほどでもなくて、SNSにも載らなくて、
仕事や新しい取り組みの眩しさに負けがちだけど、本当は話したいこと。
自分しか自分のすべてを知らない孤独。
それを交わせたら、とずっと思っています。
返信しなくて良い交換日記のような、いっしょにいるから言える独り言のような。
人には言えるけど自分にはかけてあげられない優しい言葉のような。
今週の日記から一つとりあげて書く週刊エッセイ。まずnoteに書いてみます。
よければお付き合いくださいませ。