『あまちゃん』再放送は晩節を汚したBSプレミアム最期の輝き。だからこそ爛熟した感じがたっぷりの「奈落編」突入は多分今こそ見易かろう。まあ普段クールを完走したアニメで総括はあまりしないのですが、今季は『江戸前エルフ』をはじめ日常系がいくつか揃っていたので、それらのアニメに関しては総括してみるかと。
まあ今週に入っていよいよBSプレミアム最期の輝きともいえる
『あまちゃん』再放送は場面転換たっぷりの「奈落編」突入。
2024年3月にはBSプレミアムも停波となります。
ま、始まった当初に少しだけアイドリングで書いてましたが、
再放送チェックはしてました。
まあ今宵を越すと久々の歯医者ですので、一寝入りする迄に
つらつらとした備忘録なメモを繋ぎ合わせてみる。|torov
語りがここで夏ばっば(宮本信子)からアキ(能年玲奈)に
移行してモノローグ色が強くなります。
で、GMT担当のマネージャーがマギーなのは完璧に忘れてた。
河島耕作だっけ。
能年玲奈と水口琢磨(松田龍平)で展開するアメ横センター
ビルは梶原善が「ビルぶら」で探訪したばかりだし。
いつものコール披露でアキ(能年玲奈)絡む方で上から呼んでも系の
コールをかます成田りなはこの直後から一大声優へと
昇華していく水瀬いのり。
あとはこれもあって紅白の応援にも出た大久保佳代子のヒキ
で終わるインパクトの強さ。松岡茉優も奈落にいるし、
いろんな人が売れたからこそ観られる視点も違ってくる
「奈落編」は多分今観た方が面白いかと。
普段クールを完走したアニメで総括はあまりしないのですが、
(ミステリーやネタバレなどで作品内に折節を盛り込む
アニメは総括も振り返りもしにくい性質が強めかと)
今季は日常系がいくつか揃っていたので、それらのアニメに
関しては総括してみるかと。
まずは今季大本命となった『江戸前エルフ』から。
小清水亜美さんの代表作になるような正統派の
右手にうんちく、左手に飯テロ、正面は残念、
という深夜の覇権を取るべくして日活の看板に
なりそうな作品作って来たな、って印象のアニメ。
【江戸前エルフ 最終回】第12話 感想 狙え!大当たり!
12話にしてもあくまでドンマイ、な話に終始して、
とまったりほっこりしてた。
コメント欄も安心感に満ちている。
激しいバトルも複雑な人間関係もガチャガチャしてない、
むしろそれすら引き絞っている氏神さまに何の文句があり
ようか。
深夜に必要な栄養素を存分に摂取出来る「レッドブルを
捧げるアニメ」としてこれほど適切なワンクールは
なかったな、と。
逆に、「甘々なのはわかってる」の範囲からは出ないのは
いいのだけれど、これこれとわざわざ無粋な形で語るのも野暮、
にまで達していたのが『おとなりに銀河』。
メイン二人はいつまで経ってもグジグジ悩んでいるし、
底面に起こされているテーマはクライシス以外の何物でもないし。
(島のしきたりは結界メルトダウンと共にただの呪いでしかないし、
デジタル原稿作業が出来ないアシスタントはクリスタともども
今の漫画書きを不等に苦しめているだけの不安材料でしかないし)
ひとまず投下したnoteの全検やってみた。|torov
なのでその時折にあるゲスト声優のアクセントくらいでちょい
ちょい楽しむしかない、って雰囲気アニメに陥っていたのは
否めない。
ただ久々に木村隆一監督作品を完走できたなー、って感慨
だけはあるザ・アフタヌーンアニメではありました。