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自己紹介|祖母の介護を引き受けた育児中アラフォー主婦の話 #1

はじめまして、"とろめ"です。
アラフォー主婦の私がnoteを書くきっかけとなった「祖母の介護」についてお話しします。




プロフィール

【名前】とろめ
【年齢】アラフォー
【居住地】東京都

小学校低学年の子供を育てる主婦。中小企業の経理・労務担当。
実家まで電車で約1時間の場所に住んでいる。
趣味は筋トレと犬の散歩、懸賞応募。


祖母の介護を引き受けた育児中アラフォー主婦の話


--私が祖母の介護を始めた理由

きっかけは2年前、母が脳卒中で入院したことです。

祖母94歳、軽度の認知症、要介護1。
母と暮らしており、祖母の身の回りの世話は母が1人で担っていました。
しかし母の入院により、祖母の世話をする人がいなくなってしまったのです。

--放置された祖母、ダブルケアの始まり

母が入院したその日から、1人放置されてしまった祖母。
3食を母に用意してもらっていたので、ご飯すらありません。

私は母の入院に必要な荷物を病院へ届けた後、祖母の食べられそうな弁当を買って急いで実家へ。
翌日から1週間は片道1時間かけて実家へ通い、祖母のお世話と入院中の母から頼まれた買い出しをこなしました。

ただその当時、我が子はまだ小学1年生。
自宅に帰れば子供の宿題チェックや習い事送迎、山積みの家事が待っている状況。
どうにもこうにも回らない状況に、仕事はしばらくお休みをいただくことにしました。


--通い介護の限界と高齢者施設への入所

往復2時間かけて介護することは難しいと判断し、私は高齢者施設探しを開始。
「1人でいるより誰かと一緒の方が安心」と、祖母が施設入居に前向きだったのは幸いでした。

ところが、祖母宅の近所では条件に合う施設が見つからず、結局私の自宅近くで空きのあるサービス付き高齢者住宅に問い合わせ。
家族の状況を説明し、できるだけ早く入居したい旨を伝えました。

その後は引越し準備と新しいケアマネさん・主治医・歯医者探しに奔走。
入居日を決め、引っ越し業者を予約。
入居に必要な荷物は通販で買い、祖母宅に通って荷造り。

自宅へ帰ってからは、訪問診療や訪問歯科が可能なクリニックに祖母の状況を説明し、引き受けてくださる先生を探しました。
元々の祖母の主治医と歯医者には診療情報提供書をお願いし、とにかく自宅と実家を行ったり来たりの日々。

新しいケアマネさんはサービス付き高齢者住宅から紹介いただき無事決定。
入居契約の際、私が祖母の身元引受人となりました。



このnoteについて

実はこの頃の記憶はかなり曖昧で、母が入院したこと、辛くて涙を流しながら帰路についたこと以外、あまり覚えていません。
ダブルケアの情報は本当に少なく、とにかく自分で調べて行動するしかありませんでした。

まだ小さかった子供には寂しい思いを沢山させました。
学校行事や大切な発表会を忘れてしまったこともありました。
子供は「ママ、気にしなくていいよ。来年もあるから。」と言ってくれて、申し訳なさと不甲斐なさに泣きました。


頑張っても思い出せないことが多いけれど、今こうしてnoteを書くことができるのは家族と祖母の介護に携わってくださった方々が支えてくれたからです。

今まさに同じ境遇で困っている方だけでなく、これからの介護に備えたい方、1人でも多くの方のお力になれれば幸いです。


自己紹介その2

ダブルケアラーで「きょうだい」の私。
上記に加え、自閉症の兄の問題も同時に抱えることになりました。
「母の入院によって兄に起こった問題」
「親が倒れた時のきょうだい」

にフォーカスして書いています。

こちらは有料記事になりますが、ご興味ありましたら目次だけでも閲覧いただけたら嬉しいです。



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とろめ@ダブルケアラーきょうだい
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