「両立」という言葉が辛い貴方へ~30代ダブルケアラーのバイブルを紹介します~#8
こんにちは、"とろめ"です。
祖母の介護と子育てが重なり30代でダブルケアラーとなりました。
妊娠・出産、子育て、そして祖母の介護を通じて、
・仕事と育児の両立
・仕事と介護の両立
・育児と介護の両立
・仕事と育児と家事と介護の両立、、、
などなど、日々思いを巡らしています。
今回は、「両立」という言葉に対する私のエピソードと
辛さを感じた時に読んでいるオススメの本について書きたいと思います。
【介護のきっかけ】自己紹介はコチラからどうぞ↓
「両立」について考える
--「両立」とは
両方とも支障なく成り立つ。
なかなか難しい。(と、思いませんか?)
--親和性の低いものを両立させる難しさ
育児と家事の両立
仕事と育児と家事の両立
介護と家庭の両立
介護と仕事の両立
仕事と介護と育児と家事の両立など
仕事をしている間は、まぁ介護も育児も家事もままならないですし
介護をしている間は、まぁ仕事も育児も家事もままならないですし
育児に時間をとられれば、仕事はもちろん、その日の夕食の準備すら危ういですし
そもそも親和性の低いもの同士を両立させようとするならば
最低でも一部は、他者やサービスに頼るしかないのではと思っています。
全てを1人で背負ったら、体力・精神力オバケでない限り倒れてしまいます。
「両立」という言葉が辛かった私
多くの方が多様な環境で仕事や介護、家事、育児などを両立すべく奮闘しています。
過去の私は、「両立」という言葉を聞くと
「もっとタイムマネジメントを上手くせねば!」
とか
「まだまだ両立とは言えない、ほど遠い!こんなんじゃダメだ!」
と勝手にプレッシャーを感じ、できない自分に落ち込んでいました。
「両方とも支障なく成り立つ」とは、どのような状態でしょうか。
過去の私の解釈だと「両方とも完璧にこなせている状態」でした。
私は不器用なので、完璧にこなせたことなどありません。
自己評価だと常に不合格。
典型的な「自分で自分を苦しめるタイプ」でした。
ですが、自分でハードルを上げてしまう癖があることに気付いてからは
意識的に「自分に期待しない」ようにし
今では「できなくて当たり前。できたらめちゃくちゃラッキー!!」と考えられるようになりました。
そして、生きることが以前よりずいぶん楽になりました。
「両立」という言葉が辛い貴方へ
過去の私のように
そんな辛さを感じる方へ、私の愛読書2冊をご紹介します。
--私のバイブル2冊をご紹介
これから紹介する2冊は
「両立」という言葉が辛かった私を支えてくれた本です。
「諦める力 勝てないのは努力が足りないからじゃない」 為末大
「諦める」と聞くとネガティブに感じてしまうかもしれませんが、この本を読むと「諦める」とはとてもポジティブな行動であると分かります。
「努力する方向を間違えてるかも、、、」
と思ったら、必ず読み返す大好きな1冊です。
「絶対悲観主義」 楠木建
こちらもネガティブに捉えられそうなタイトルですが、、、笑。
私の考え方のベースになっていると言っても過言ではない1冊。
「絶対悲観主義」とは、
「何事でもうまくいかないだろう」と前提を持って行動する考え方です。
これらの考え方が私にはとてもマッチしました。
結果に期待しなくなってから、上手くいかないことが気にならなくなり以前と比べたらかなり快適に過ごせています。
皆様のお気持ちにフィットするかは分かりませんが、もし気になる本がありましたら是非読んでみてくださいね。
私も悩んだ時は、また読み返そうと思います。
ここまでお付き合いいただきありがとうございました。