うつ寛解したけど、まだ傷を癒やしてる🍀
こんにちは、とりコレです🐣
久々に記事を書きたくなったのでつづってみます📝
そもそものお話
固定記事でも書いてますが、わたしは数年前に当時の仕事がきっかけでうつ病となり、落ち武者/廃人のようになったあと、就労移行の力を借りながら立ち直っていきました。
その過程で経験したことなどを、うつ病発症時のわたしのように心細く感じている人などに届けたい!という想いから、noteも始めてみました。
(今では、趣味のとりカメラ散歩(=野鳥のパパラッチ)で撮った写真のシェアばかりですが🐦笑)
わたしは幸い、うつ病になってから処方されていた薬の種類も量も少なく、発病から1年半くらい(たしか)で服薬もなくなりました。
そのだいぶ前から「もう薬なくてもいいのにな~」と思っていたくらいで、服薬をやめても、再就職しても、うつ病の症状が再発することが全くなく、今に至っています。
これがいわゆる、うつの「寛解」の状態で、服薬や診察を必要とするような大きな不調もなく、何年も心身健康に過ごせています🍀
うつ病は再発のリスクが高かったり、服薬が必要になり続けたりするケースも多いようなので、わたしはラッキーでした。
「寛解」した、けど。
これを書いている今日、ふと就労移行で作った資料が見たくなって昔のファイルをあさっていたら、わたしがうつ病の診断を受けた直後くらいに自分でメモしていた、
当時の職場で辛かったこと
うつ病になった原因と思われること
休職直後の日記
などが手前にあって、何気なく読んでみたんです。
わたしはメモ魔なので結構たくさん書いてあって、どれを読んでも、
当時のしんどかったこと
不安や焦りや心細さ
周りへの申し訳なさ
などがありありと思い出され、涙が出ました。
そして自分に、「頑張ったね」って言ってねぎらってあげたくなり、そうしてみました。
今までも、就労移行でも、そのあとも、何度も何度も癒してきたはずの傷。
だいぶ癒えたと思ってたけど、まだまだ傷ついてたんだなぁ。
自分を傷つけるもの
当時のメモにも、「だれだれにこう言われて辛かった」とかも色々書いてあって、そのとき心を揺さぶられたのは確か。
でも何より、「自分で自分のことをめちゃくちゃ責めていた」ことを、メモを読みながらひしひしと感じました。
周りに迷惑しかかけていなくて、何の役にも立っていなくって、できないことだらけで、こんな自分はダメな人間だって。
ふがいなくて、みじめで、みっともないって。
別の場所でも言われたことがありましたが、
「自分を傷つけることができるのは、自分だけ」なんですよね。
自責はやめたと思ってたけど、まだきっと自分のことを赦せていなかった。
当時のわたしに、そして同じようにまだ自分のことを責めている人がいたら、言ってあげたい。
あなたは、あのときのあなたができる限りの最大値をやっていた。
「もっとできたはず」と思うかもしれないけど、あれ以上でも、あれ以下でもなかった。
がんばりすぎているあなたに、「これ以上やったら壊れちゃうよ」って、体が、心が、ストップをかけてくれた。
あなたは、精一杯、がんばった。
そして、うつ病は、ダメなわたしに対する罰や烙印なんかじゃなく。
わたしがもっとわたしらしく、幸せに生きていけるように、心と体が方向転換させてくれた。
そうなるように、神さまが、宇宙が、はからってくれた。
これから
うつ病→退職で無職になり、うつ病直後は
「もう二度と笑えないんじゃないか」
と思うくらいに心身ボロボロだったわたしですが。
1年弱の無職期間を経て再就職したり。
好きな街に一人暮らしをしてみたり。
人生を通して恋愛劣等生すぎて諦めていた恋愛も、やっぱり諦めきれない!と一念発起して、さらに深く自分を知ってパートナーシップを築くやり方を学んで。
その結果、ありのままの自分でいられて深く愛してくれるパートナーに出逢うことができ、結婚して海外に移住しました。
(これが最近、海外のとり写真ばかりアップしている理由です🐦笑)
ぶっちゃけ、うつ病前後は、自分で自分の人生を終わらせることを何度も思案してました。
実行に移す勇気がなかったけど。勇気なくてほんとによかった。。
諦めなくてよかった。
とはいえ、わたしがうつ病のとき、あるいは人生を通して自分で自分につけてきた傷は、まだまだ完全には癒えないかもしれません。
でも、カタツムリのスピードかもしれないけど、わたしは前に進んでいる。
支えてくれる人もいる。
だからきっと、大丈夫。
いつかは傷がすっかり癒えることを願って🍀